2010年9月8日、あっせん収賄罪など四つの罪に問われていた鈴木宗男議員にたいし、最高裁が上告を棄却する決定をおこない、懲役2年、追徴金1100万円の実刑とした一・二審判決が確定しました。
　鈴木被告は確定後、公選法などの規定により失職し、収監されることとなります。

　佐々木憲昭議員は、マスコミの取材にたいして、以下のように答えました。

　特定業界と癒着し賄賂を受け取って行政を歪める――日本の古い政治の典型的な汚点が断罪されたというのが率直な印象です。
　当時の国会では、私も疑惑追及の先頭に立ちましたが、全会派一致で辞職勧告決議、逮捕許諾請求受諾決議を可決し、偽証罪で告発しました。それが国会としての意思だったのです。
　ところが、与党民主党は、鈴木宗男議員を外務委員長という要職につけ、永年議員として表彰することを推進してきました。その責任が問われます。
　二度とこのような事態が生まれないよう、企業団体献金の禁止を急ぐべきです。

リンク【国会での活動】NGO排除問題　鈴木宗男議員の関与はあったのか（02.02.13）
リンク【国会での活動】海外援助まるで私物化・「ムネオハウス」に「ムネオ診療所」（02.02.13）
リンク【国会での活動】鈴木宗男議員への参考人質疑　鈴木議員関与を示す外務省の内部文書を暴露（02.02.20）
リンク【国会での活動】鈴木宗男議員による北方四島支援事業への介入疑惑　小泉総理も援助私物化を「調査したい」 佐々木議員の追及に答弁（02.02.20）
リンク【国会での活動】防衛施設庁の業者選定に鈴木宗男議員が関与　佐々木議員が内部資料で明らかに（02.03.06）
リンク【国会での活動】鈴木宗男議員の証人喚問　 「ムネオハウス」入札資格は1社だけ・受注企業が献金を増加（02.03.11）
リンク【国会での活動】鈴木宗男議員のタンザニア学校建設資金の不当送金問題を追及（02.04.09）
リンク【国会での活動】野党4党が鈴木宗男議員偽証告発動議を提出、自公保が反対し否決　佐々木議員が「前代未聞の愚挙」と批判（02.05.10）
リンク【国会での活動】鈴木宗男議員ついに逮捕（02.06.19）
リンク【国会での活動】「鈴木宗男議員辞職勧告決議案」を本会議で可決（02.06.21）
リンク【国会での活動】予算委員会で鈴木宗男議員の偽証告発を議決（02.09.05）
リンク【国会での活動】議院運営委員会で鈴木宗男議員の外務委員長就任に反対（09.09.18）
リンク【国会での活動】鈴木宗男氏の永年在職表彰に反対の意見表明（10.08.04）