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国会での活動

国会での活動 − 国会質問金権・腐敗政治

【02.06.19】鈴木宗男議員ついに逮捕

 2002年6月19日開かれた衆議院本会議で、鈴木宗男議員の逮捕を許諾する議案が全会一致で採択したのをうけ、この日夕方、東京地検は斡旋収賄容疑で鈴木議員を逮捕しました。

   佐々木憲昭議員が、2月13日の予算委員会で、はじめて鈴木議員の「ムネオハウス」疑惑を取り上げて以来4カ月が経過しました。
リンク【国会での活動】海外援助まるで私物化・「ムネオハウス」に「ムネオ診療所」(02.02.13)
 もともと議員には「不逮捕特権」というものがあります。それは、国権の最高機関の構成員である議員が、自由・独立に活動し、その職責を果たすことができるように保障するためのものです。
 しかしそれは、被疑者・犯罪者をまもるものではありません。「やまりん」の行政処分をめぐる鈴木議員の行為があっせん収賄罪にあたるという点については、前日、法務当局から容疑の背景、容疑事実を認めるための相当な理由、逮捕の必要性について、秘密会で詳細な説明がありました。逮捕を許諾することは当然です。

 政治とカネにかかわる事件に、国民は重大な疑惑をもっています。いま、国会・政治が果たさなければならないのは、腐敗事件の真相を解明すること、政治的・道義的責任を追及すること、そしてふたたびこのようなことを起こさない制度をつくることです。


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