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第247号☆1月26日 昨日、予算委員会福田総理に、年金の財源問題で質問
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2008/1/26 第247号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんにちは。佐々木憲昭です。
今回は、いつもより遅い土曜の発信になってしまいました。
この冬いちばんの寒い日々が続いていますが、皆さん、体調はいかがですか。私は、少々風邪気味でノドとハナが不調。それほど深刻ではありませんが……。昨日、テレビで私の質問を見た家族が「少し鼻声だった」と言っていました。皆さんにも気づかれたかもしれませんね。
それにしても国会というところは、直前になって日程が決まることが多く、困惑させられます。昨日の予算委員会質問も、2日前の夕方になって突然決まったのです。──予算委員会の理事会に出席している笠井亮議員から、「25日(金)に集中審議。経済・金融問題がテーマ」という連絡が入ったのは、23日(水)夕方5時頃でした。
急きょ、衆院国対メンバーが集まり、何を取り上げるか、誰が質問に立つかの協議に入りました。その後、私も事務所3人のスタッフ等と相談。……ということで、正式に私がバッターに決まったのは、次の日(質問前日)の朝だったのです。
テーマは「年金の財源問題」となりました。時間はたった15分。専門的な議論より“普通の疑問をぶつける”ことにしました。
「定率減税廃止」で所得税・住民税を増税したり「年金への課税強化」で庶民が大打撃をうけましたが、それで国に入った2兆8000億円ものおカネはどこにいったのか。ほんとうに「基礎年金の国庫負担」を3分の1から2分の1に増やすために使われたのか、というのが質問の最大のポイントです。
時間がありません。大車輪で準備です。──厚生労働省や財務省のレクを受けたり、資料を収集して分析したり、質問の構成を考えたり、パネルをつくったり……等々。やっぱり想定どおり、「年金財源のため」と言っていたのに、庶民から取り上げた2兆8000億円の血税うち、年金に回ったのは4分の1だけでした。
そのうえで、内閣府や厚労省が「消費税増税の試算」ばかりやって国民を脅していますが、「法人税の試算はないのか」と聞くことにしました。
「プロの官僚や大臣が相手だから、それ以上の専門知識が必要ではないか」と言われることがあります。たしかに専門的な知識があれば、それにこしたことはないでしょう。しかし、質問の基本は、国民の疑問や声を代弁することにあります。普通の疑問をぶつけることも大事なことです。政府には、そのほうが答えにくいのです。
昨日の予算委員会質問は、2時25分から40分までの15分。──質問が終わると、「わかりやすかった」という声がたくさん寄せられました。こんなメールもありました。
──「今日の国会中継を見て、佐々木議員のファンになりました。難しい事は良く分かりませんが、大企業に有利な政治が行われている、という質疑でした。 政治に詳しくない私にも、議員の説明はよく理解できましたし、本当に国民の立場に立って考えてくれているんだな、と感じました」。
──「私達のような弱い立場の人にかわって自民党政府に対し国民の声を代弁して頂いて有り難うございました。本当に、今の自民党政府には腹立たしいさと怒りで一杯です。財界と大企業お金持ちにはどんどん税金を安くし、私達国民にはどんどん税金を上げて絞り取るだけとり、その一方で在日米軍再編には3兆円思いやり予算……財界の顔色ばかり伺い、お金を政治献金として貰っている。なんか自民党政府や財界の人達は、自分たちだけいい思いをすれば周りがどうなっても関係ない。そんな感じがします。全く税金の使い方を自民党政府は間違っている。これからも自民党に対し、税金の使い方を問いただして下さい」。
このような励ましのメールやお電話を、たくさんいただき大感激です。ありがとうございました。これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
◇◆今週の「奮戦記」より◆◇
衆院本会議で福田総理への代表質問が始まりました
(1月21日付「奮戦記」より)
今日は、民主党と自民党の代表質問があり、明日は、公明党、日本共産党、社民党の代表質問がおこなわれます。自民党の伊吹幹事長は、質問のなかでこう述べました。
――福田・小沢会談が「ねじれ国会の下での政治の機能回復のため」におこなわれ、「個別政策テーマに限った協議、総合的な政策協議機関の設置、さらに進んで閣内協力が両党代表の間で話し合われ、最終的な合意がなされた」と。自民・民主の2大政党の党首会談が密室のなかでおこなわれ、そこで合意した「大連立」の内容が、本会議場で具体的に明らかにされたのは、驚くべきことです。
民主党の鳩山幹事長は、政府の年金問題を批判したうえで、「消費税5%分を基礎年金に充てる」と述べ消費税に頼る姿勢を示しました。また、古川元久議員は、消費税を「社会保障目的財源化」することを明らかにしたうえで、財源として(消費税率の)引き上げが必要と判断した場合には、選挙の際に引き上げ幅や使い道をマニフェストで明らかにして、国民の審判を受けた上で実行します」と述べました。将来の消費税増税をこのように明確に主張したことは、きわめて重大です。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【08.01.26】昨日の質問で質したこと/愛知県海部津島業者後援会
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080126-123507.html
【08.01.25】福田総理に、年金の財源問題で質問しました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080125-150706.html
【08.01.24】明日から衆院予算委で論戦──私も質問に立ちます
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080124-231626.html
【08.01.23】基礎年金財源としての「消費税増税」!?「定率減税廃止」は何だったのか?
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080123-225107.html
【08.01.22】日本共産党の志位和夫委員長が代表質問/CBCラジオのインタビュー
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080122-211624.html
【08.01.21】衆院本会議で福田総理への代表質問が始まりました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080121-200027.html
【08.01.20】三重県と名古屋市天白区の新春の集いで報告
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080120-200337.html
【08.01.19】“衣の下から鎧”の施政方針──派兵恒久法、消費税増税!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080119-183143.html
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
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