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メールマガジンバックナンバー

第491号☆10月28日 明日、臨時国会が召集、緊迫した雰囲気が…

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2012/10/28 第491号
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 ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 朝夕、肌寒さを感じる気候なりました。今日は冷たい雨が降っていますが、お元気でしょうか。

 明日29日(月)臨時国会が召集されます。しかし、国会議事堂のなかに緊迫した雰囲気が広がっています。野田内閣によって国会は召集されましたが、会期を何日にするか、どのように議論をすすめるか等々、与野党の合意がないからです。

 野党各党は、野田佳彦総理の問責決議可決に対する政府・民主党の対応について明らかにするよう要求しました。しかし野田総理は「重く受け止める」というだけで、何の対応もありません。
 そのため、参議院では総理の所信表明演説を行うための参院本会議を開かないことになり、総理の所信表明演説は行われないことが固まりました。衆院議院運営委員会は、29日(月)の衆院本会議で野田総理の所信表明演説を行うことを、議運委員長に内定している高木義明氏の職権で決めました。所信表明演説を衆議院でだけでおこなうのは、憲政史上初めてのことです。

 振り返ると、野田内閣の改造があったあおりで、国会運営の要である議院運営委員会の民主党のメンバーが全員が入れ替わってしまったこともあり、臨時国会を目前にして最初からギクシャクしています。
 まず、委員長予定者が、職権で23日(火)の夜に、次の日の午前中に理事会を開くことを一方的に決めたことも乱暴でした。そのため24日(水)午前の理事会に物理的に出席できない野党委員もいたのです。自民党と公明党の理事は、「今日は理事会に出ない」と宣言。
 そこで、日本共産党の私と生活の理事が理事会室にいき「全会派がそろって参加できる環境を整備したうえで開くこと、最初から職権で強行することはよくない」と抗議しました。理事会は結局、午後になって開かれましたが、全野党が出席する状況にならず、官房長官からの召集伝達は見送られました。

 次の日の25日(木)11時からは、全会派出席のもとで理事会が始まりました。院の構成や会派結成・移動などの実務的な案件を処理したあと、民主党が29日に総理所信演説、10月31日、11月1日両日に各党代表質問を行なう日程を提案しました。
 これに対し自公両党は、「審議を行う環境が整っていないので日程協議に応じられない」とのべ、生活も「誠意ある対応がない限り協議に応じられない」と表明しました。私は「与党だけで一方的に決めるべきではない。全会派がそろって協議できる環境を政府与党の責任で整えるべきだ。このような事態を招いたのは3党合意に原因がある」と指摘しました。
 しかし委員長予定者は、職権で29日の本会議で所信表明演説を行なう日程を決めたため、自、公、生活、社民は抗議して退席。私は「政府与党の対応は硬直的だ。協議できる前提を整え、与野党合意を目指すべきだ」と改めて主張しました。

 きわめて緊迫した事態のなかで、いよいよ明日から臨時国会が開かれます。――何が起こるかわからない状況にあります。どんな事態になっても、しっかり対応しなければなりません。

 ◇◆今週の「奮戦記」より◆◇

 全婦協第29回定期総会に招かれ連帯の挨拶
              (「奮戦記」12.10.27より)
 全商連婦人部協議会(全婦協)第29改定期総会に来賓として招かれ、日本共産党を代表して連帯のご挨拶をしました。
 全婦協は、業者婦人の困難や要求を解決し、社会的・経済的地位向上を目指す団体として運動を続けています。運動の成果は、業者婦人はもとより広範な女性の要求実現にも大きな役割を発揮してきました。とりわけ、所得税法第56条廃止を求める運動は、婦人部のねばり強いとりくみで自分や家族の働き分が経費として認められない不合理さを「人権問題」として告発してきました。

≪日々の奮戦記はこちらから≫
【12.10.27】全婦協第29回定期総会に招かれ連帯の挨拶
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121027-201354.html
【12.10.26】議運で「協議の環境整えよ」と主張――与党が職権で日程設定
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121026-141601.html
【12.10.25】民自公「3党合意」が混乱のもと。母親大会の財務省交渉
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121025-231717.html
【12.10.24】議運で召集伝達持ち越し――全野党参加の条件整えよと主張
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121024-183302.html
【12.10.22】臨時国会は10月29日から11月30日――すみやかに解散せよ
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121022-092454.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

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