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メールマガジンバックナンバー

第416号☆3月21日 救援活動に全力、力をあわせてがんばりましょう

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
 *--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2011/3/21 第416号
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 ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんにちは。佐々木憲昭です。

 この度の東日本大震災で犠牲になられた方々にたいし、衷心よりお悔やみ申し上げます。また、怪我や病気で治療を受けておられる方々、避難所で不自由な暮らしを余儀なくされている方々、ご家族の皆様にたいし心からのお見舞いを申し上げます。

 大震災から11日目を迎え、時間の経過とともに被害の規模がどんなに大きくかつ深刻だったか、明らかになってきました。三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生しただけでなく、大津波や火災が発生し多数の死傷者を出し、さらに原発事故が加わるというかつて経験したことのない事態となっています。――警察庁によると、死者は20日午後11時現在で8450人、行方不明者は1万2909人で、合わせて2万1359人となりました。甚大な被害を受けた東北地方の太平洋沿岸部を中心に、約35万人が避難所生活を強いられています。
 今日は、久しぶりの雨となりましたが、被災された方々にとっては冷たさがいっそう身にしみているのではないでしょうか。――私達も、救援活動に全力をあげているところです。力をあわせてがんばりましょう。

 昨日は、政府・各党震災対策合同会議の第2回実務者会合が国会内で開かれ、原発事故や電力問題をテーマに議論しました。日本共産党からは私が出席しました。詳しくは、昨日の奮戦記をご覧ください。
 私は、(1)放射線モニタリングの測定ポイントを増やし、正確な情報を公開するとともに、それをどう評価するかを明らかにすること。(2)水と農作物の汚染について調査し公表することなどを求めました。また、農作物から暫定規制値を超える放射線が検出されているため、水や食物の安全性はどうなのか、正確な情報を国の責任で公表すべきだと要求しました。
 東京電力による「計画停電」のあり方については、グループ分けがわかりにくいのできめ細かく周知徹底すべきだと求めるとともに、病院や障害者などの弱者に配慮すること、混乱が続いている鉄道への影響について調査し改善することを要望しました。
 政府から、ピーク時の電力の需給バランスが大事だと説明がありましたが、私はそのためにも総需要の66%を占める業務・産業用の需要者である大企業を適切に指導することが必要だと指摘しました。民主党の岡田幹事長も同様の見解を述べました。
 今日の会合には、穀田恵二国対委員長が出席し、被災された方々にたいする支援策について議論が行われる予定です。

 ところで、国会の動きはどうなっているでしょう。中断されていた参議院予算委員会が明日から再開されます。衆議院では、予算関連法案や日切れ(3月31日に期限が来る)法案が審議されます。私も明日、財務金融委員会で関税法案、IMF増資法案、金融円滑化法案について質問します。そのさい、被災者に対する金融上、税制上の支援についても質問する予定です。
 驚いたのは、菅直人総理大臣が自民党の谷垣禎一総裁に入閣を要請したと報道されたことです。――報道によると菅総理は、19日昼過ぎに谷垣氏に電話をかけ「これから官邸に来てください」と言い、副総理兼震災復興担当大臣として入閣するよう要請したそうです。谷垣氏が「申し出は党内で協議するが難しい」と拒否したところ、菅総理は「直接会談して決める気持ちもないんですか!」と、持ち前の「イラ菅」を爆発させたというのです。いったい、これはどういうことでしょう。だいたい、違う党と連立を組むさいには、少なくとも政権構想を一致させてからの話ではないでしょうか。それをまったくなしに、「入閣を決断せよ」とせまるのは、あまりにも常軌を逸しています。
 総理大臣が単独で、ケジメなく「大連立」を模索するなど政局は「何でもあり」状態になっています。――今後、何が起こるか分からない。これが、私の偽らざる気持ちです。しっかりした心構えでスジを通して対応したいものです。

 ◇◆今週の「奮戦記」より◆

 原発政策の根本的な転換を求める
                    (「奮戦記」11.03.18より)

 福島第1原子力発電所の爆発や放射能漏れ事故を見ても、「安全神話」が崩壊したことは明らかです。いま必要なのは、全国の原発の総点検をおこなったうえで、原子力から再生可能な自然エネルギー利用へと、政策を抜本的に転換することです。
 2007年に、日本共産党福島県委員会が福島原発について、「(津波により)機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある」と指摘して抜本的対策を求めていました。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【11.03.20】政府・各党合同会議に出席して原発・電力問題の対応を要請
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110320-201357.html
【11.03.19】愛知県一宮市の演説会で大震災被災者の救援を訴え
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110319-230555.html
【11.03.18】原発政策の根本的な転換を求める
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110318-232240.html
【11.03.17】被災地の統一地方選挙延期法案――衆院で可決、参院へ
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110317-170141.html
【11.03.16】統一地方選――被災地に限り2〜6カ月延期
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110316-151638.html
【11.03.15】警察庁が死者・行方不明者6086人と発表
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110315-191859.html
【11.03.14】財務金融委・理事懇談会で日程協議
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110314-202747.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

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   佐々木憲昭WebSite: http://www.sasaki-kensho.jp
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