国会での活動
国会での活動 − 政府要請、医療・介護・年金・障害者、金融(銀行・保険・証券)
【08.02.04】“金融のバリアフリー”を求め視覚障害者が金融庁交渉
2008年2月4日、「手をつなごう全ての視覚障害者全国集会」(正岡光雄代表)の代表が金融庁と交渉し、佐々木憲昭議員も同席しました。
要請の内容は、“金融のバリアフリー”を求めるものです。現在、金融機関を使わずに生活することは、不可能といってもいいくらいです。そのため、この問題は、待ったなしの課題とされています。
佐々木議員は、これまでにも、財務金融委員会の質問等で、“金融のバリアフリー”について取り上げてきました。
視覚障害者の方々の運動と国会での活動が結びつき、各金融機関での障害者対応に徐々に改善も見られるようになりました。
2004年春に、金融庁にこの問題を要請した際、「金融機関の経営判断出行うべき」と冷たい対応でした。しかし、2007年10月24日の佐々木議員の質問に、金融庁の西原政雄監督局長は「障害者向けサービスが不当に制限されることのないようにする」と対応を約束しました。
この日の要請でも、金融庁の担当者らは、「障害者向けサービスが不当に制限されることのないように、要請内容を金融機関に伝える」ことを約束しました。
金融庁への要請文
金融担当大臣 渡辺喜美 殿
2008年2月4日
手をつなごう全ての視覚障害者全国集会
代表 正岡 光雄
要 請
視覚障害者の平等な暮らしと社会参加、その実現と推進に対する貴職のご助力に敬意を表します。
さて、国は、障害者基本法に基づく障害者基本計画と、障害者自立支援法に基づく障害者福祉計画によって障害者も安心して暮らせる社会づくりをめざしています。しかし、私たちの「暮らしの平等」と「社会参加」は、まだ夜明け前といわざるをえません。なぜならば、視覚障害者には「歩行・移動」「読み書き」「就労」の権利さえ平等に保障されていないのが現状だからです。この3つの不自由を克服し、自由に社会参加するには「社会福祉・社会保障制度と技術開発」「視覚障害者に対する啓発と理解」「人権と民主主義」を飛躍的に進めなければなりません。
また、社会生活を営むためには、金融機関の利用が不可欠であり、その平等な利用の環境整備は、待ったなしの課題です。
貴職におかれましては、これらのことを十分にご理解いただき、下記について、推進していただきますよう、要請いたします。
記
- 金融機関の入口が、視覚障害者にもわかるようにするために、以下のことを推進して下さい。
- 歩道から入り口まで視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)の敷設を推進して下さい。
- 入り口へのメロガイド�供米�常生活用具として給付されるシグナルエード=発信機に対応して音声を発する装置)の設置を推進して下さい。
- 歩道から入り口まで視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)の敷設を推進して下さい。
- 入り口からATM及び窓口まで点字ブロックを敷設し、視覚障害者も安心して移動できるようにして下さい。
- 全ての視覚障害者が、ATMを使えるようにするために、次のことを推進して下さい。
- 受話器式の視覚障害者対応ATM機を大幅に増やして下さい。郵便局のように全てのATMが全盲者にも使えるようにして下さい。
- 弱視者もATMが安心して使えるようにするために、画面のコントラスト及び文字の拡大を推進して下さい。
- 振込み及び暗証番号の変更ができるようにして下さい。
- 受話器式の視覚障害者対応ATM機を大幅に増やして下さい。郵便局のように全てのATMが全盲者にも使えるようにして下さい。
- 普通預金口座入出金の点字明細の発行を推進して下さい。
- 複数の銀行員の立会いによる確認などの条件の内部規定を定め、視覚障害者への代筆が拒否されないようにして下さい。
- 本人確認・認証の開発のもとでも、視覚障害者が排除されないようにして下さい。
佐々木議員が“金融のバリアフリー”を取り上げた質問
リンク【04.04.20】全銀協会長に障害者に使いやすいATM改善を要望
リンク【04.05.26】財金委で金融庁に障害者対応のATMを普及すべきだと要求
リンク【05.04.13】西川全銀協会長に障害者への対応を質問
リンク【05.06.21】障害者対応のATMについて郵政特で質問
リンク【07.10.24】視覚障害者対応のATMが3年で3倍に増加