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国会での活動

国会での活動 − 国会質問医療・介護・年金・障害者金融(銀行・保険・証券)

【04.05.26】財金委で金融庁に障害者対応のATMを普及すべきだと要求

 2004年5月26日の財務金融委員会で、佐々木憲昭議員は、障害者にも利用しやすい銀行ATMの設置を金融庁に求めました。

   ATMは、画面を見て触って操作するタッチパネル式のため、視覚障害者や手が震えてしまうような障害者には使えず、画面が高すぎるため車椅子の方にとっても使えないものとなっています。
 佐々木議員の質問に、金融庁は、7万2900台ある銀行ATMのうち、視覚障害者対応のATMの設置比率は12%にすぎず、音声操作案内・タッチパネル以外の操作ボタン・点字表示が全てのATMに導入されている郵便局と比べても、極端に少なくなっていること明らかにしました。
 佐々木議員は、特別障害者手当などの振込先が「銀行・信金・農協」のみの扱いとなっているのが42都府県で、郵便局での扱いを認めているのは5道府県にすぎず、銀行のATMが障害者に使いにくいことによって、支障をきたしていることを指摘。

   また、銀行の店舗を減らし、コンビニのATMに移行しているが、コンビニATMでの障害者対応のATMはゼロであることも指摘しました。
 これを受けて、竹中金融担当大臣は「当然望まれる方向であり、銀行にはしっかりとりくんでもらいたい」「政府もそのとりくみを押していく」と答えました。
 佐々木議員は、4月の質問で全国銀行協会の三木繁光会長(当時)が、障害者対応のATM設置に向けたとりくみ強化を約束していることもあげて、障害者のみならず、高齢者にとっても、使いやすいATMに改善するよう指導・督励すべきだとのべました。


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