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メールマガジンバックナンバー

第408号☆1月22日 来週から通常国会が始まります!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
 *--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2011/1/22 第408号
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 ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 寒い日々が続いていますね。……気象庁によると東海地方では、朝は1度前後、日中は8度前後というのが平均的です。冬型の気圧配置が続いているため、おおむね晴れますが寒気の影響で雲が広がりやすいそうです。そのため、岐阜県では曇りがちで山地を中心に雪の降る所があるそうです。このところ、インフルエンザが流行する兆しもありますので、十分に気をつけましょう。
 この寒いなか、愛知県では、2月6日(日)、知事選挙、名古屋市長選挙、市議会解散の可否を問う住民投票の「トリプル投票」がおこなわれます。(前回のメルマガで10日と書いたのは誤り。訂正してお詫びします)。――愛知県知事選は20日に告示され、5人の新人候補者が立候補を届け出ました。私は、革新県政の会の候補者である土井敏彦さんの出発式に参加し激励しました。午前10時から出発式がおこなわれました。冷たい風が吹いて寒かったのですが、名古屋市長候補の八田ひろ子さんはじめ各階層からたくさんの方々が詰めかけ、参加者は200人にのぼりました。取材のため、テレビや新聞など多くのマスコミの方々も来られて熱気があふれました。――明日23日は、名古屋市長選挙の告示日。革新市政の会から、八田ひろ子さんが立候補します。

 通常国会も、いよいよ来週の月曜日(24日)から始まります。しかし、始まる前から民主党菅内閣の危険な方向が、誰の目にも明らかになってきました。――「マニフェスト」はどこに行ったのか。TPP(環太平洋連携協定)の促進、法人税減税・消費税増税の推進、思いやり予算の継続など。……政権交代して1年4ヶ月が経過しましたが、とんでもない「自民党返り」が起こっています。
 自民党の比例代表で当選したのに、節操なく新党「立ち上がれ日本」をつくり、そこを飛び出た与謝野馨氏を、こんどは菅総理が内閣に迎え入れた。……これは、象徴的な事件です。ほんらい、比例代表選挙で政党名を書いてもらって当選した議員なら、その党を離れるときには議員を辞職し、そのうえで他の党派に移るというのがスジです。ところが与謝野氏は議員を辞めないで、そのまま民主党の会派に入ってしまったのです。――民主党政権が“変質”して自民党との垣根がなくなり、移っても違和感がなくなった面があるのかもしれません。しかし、それこそ政党政治の“堕落”です。

 20日(木)に衆院の議運理事会が開かれ、通常国会冒頭の日程協議が行われました。その結果、24日(月)に衆議院本会議を開いて、菅直人総理の施政方針演説をはじめ政府4演説をおこない、これに対する各党の代表質問を26日(水)27日(木)の2日間おこなうことになりました(参院は27日28日の2日間です)。日本共産党志位和夫委員長の代表質問は、27日の予定です。
 ここまでは確定したのですが、問題はその後、予算委員会をどのようなかたちではじめるかです。まず、小沢一郎元民主党代表の国会での説明をどうするのかが、最初の課題。政倫審での説明は、本人が「出ない」と言っているのでつぶれました。そうなると、あとは証人喚問しかありません。――いったい、民主党としてどうするのか、まだ明白な意思表示はありません。何もしないまま、「予算の審議を」と言っても、通用する話ではありません。まさに、民主党の自浄能力が問われています。

 こんどの通常国会は、6月22日までの150日間です。――予算案は、衆議院の議決が優先しますから3月までに通るとしても、予算関連法案が通らないとどうなるか。政権の存在が根本的に問われることになりかねません。国政を左右する消費税増税、TPP問題など重要課題も山積しています。――いよいよ日本共産党の出番。心してたたかう決意です。

 ◇◆今週の「奮戦記」より◆

 消費税増税――どこから見ても公約違反だ!
                   (「奮戦記」11.01.19より)

 菅内閣は消費税増税の方向にカジを切りました。これは、明らかに公約違反であり、国民への裏切り行為です。
 「マニフェスト」「政策集INDEX2009」には「現行の税率5%を維持」と書かれており、当時の民主党直嶋正行政調会長は、「年金制度を作り変えるからといって新たな消費税をお願いする必要はない」と述べ、消費税率は4年間据え置く方針を「マニフェスト」に明記するとしていたのです(2009年6月 30日)。
 政権交代後の「3党連立政権合意書」でも「現行の消費税5%は据え置くこととし、今回の選挙において付託された政権担当期間中において、歳出の見直し等の努力を最大限行い、税率引き上げは行わない」としていました。
 一昨年の11月17日の財務金融委員会で、私が藤井財務大臣に質問したさい、消費税を含む税制抜本改革を2011年度までに法制化すると付則で明記した2009年度税制改正関連法については「修正するのがスジだと思っております」と答弁していたのです。
 ところが官房副長官に就任した藤井裕久氏は、この付則104条について「忠実に従わなければならない」と述べたのです。これは、180度の転換です。
 与謝野馨経済財政担当大臣も、藤井発言について「政府は法律に拘束される。至当な発言だ」と同様の見解を示しました。まったく節操がありません。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【11.01.22】「思いやり予算」――ずれているのは「呼称」ではない
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110122-200052.html
【11.01.21】自民党で当選した与謝野氏を迎える民主党菅内閣の堕落ぶり
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110121-173857.html
【11.01.20】愛知革新県政の会の候補を激励、国税国会に出席
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110120-093741.html
【11.01.19】消費税増税――どこから見ても公約違反だ!
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110119-182512.html
【11.01.18】危険作業を派遣労働者に任せる国策会社でいいのか
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110118-203645.html
【11.01.17】PCB処理施設「JESCO豊田」を視察
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/110117-201931.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

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