国会での活動
【08.02.27】「消防の広域化」への参加は、市町村の自主的判断
2008年2月27日、佐々木憲昭議員は、予算委員会第2分科会で市町村消防の広域化の問題について質問しました。
平成18年(2006年)施行の「改正消防組織法」にもとづいて、いま消防の広域化が進められ、各地で大きな批判がおきています。
市町村消防の広域化については、「広域化に関する基本指針」で、都道府県が遅くとも2008年の3月中に広域化対象市町村の組合せまで含めた「消防広域化推進計画」を策定することとされています。
火災等から、住民の生命・身体・財産を守るのが本来の消防のあり方、役割です。
自分たちのまちが広域化でどうなるかということを決めるのは、市町村・住民自身の判断が基本です。
佐々木議員の質問に対して、増田寛也総務大臣は、「消防広域化は、市町村の自主的な判断により行われるもので、強制するものではない」と答えました。
また、都道府県の広域化基本指針や推進計画に(各市町村は)「拘束されるものではない」ことを認めました。
そのうえで、佐々木議員は、地域の消防団が大切であり、きちんとその役割が発揮できるよう、国は予算面でも支援すべきだと要請しました。
増田総務大臣は、前向きに答えました。
佐々木議員は、2007年11月16日「市町村消防の広域化に関する質問主意書」を提出し、11月27日に答弁書が届けられています。この答弁に対し、佐々木議員は談話を発表しました。
また、この質問主意書を提出するにあたって、10月13日、消防体制の実態について、じっさいに業務に従事している専門家から聞き取り調査しました。
リンク【憲昭国会質問データベース】「消防の広域化」への参加は、市町村の自主的判断
リンク【YouTube佐々木憲昭チャンネル】「消防の広域化」への参加は市町村の自主的判断(約30分)
リンク【東海での活動】消防体制の実態について聞き取り調査(07.10.13)
リンク【国会での活動】「市町村消防の広域化に関する質問主意書」を提出(07.11.16)
リンク【国会での活動】「市町村消防の広域化に関する質問主意書」の答弁書(07.11.27)
リンク【憲昭からの発信】市町村の消防本部を統廃合する「消防広域化」を推進している問題について談話(07.11.27)
リンク【東海での活動】消防広域化問題に関する宣伝物を作成(07.12.24)