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東海での活動

東海での活動 − ブロックでの行動農林漁業・食の安全三重県

【02.04.15】アコヤガイ大量へい死で真珠養殖漁民大会にメッセージ

 三重県伊勢志摩地方で、養殖中の真珠母貝・アコヤガイが壊滅的な被害を受けているなか、2002年4月15日、阿児町の阿児アリーナで、県真珠養殖漁業協同組合連合会主催の「アコヤガイ大量へい死危機突破 県真珠養殖漁民大会」が開かれました。

 各真珠漁協からの被害報告では、母貝の70%のへい死を確認したなどの現状とともに、「伊勢湾台風やチリ津波に匹敵する大きな被害」「来年の収入がなくなる。金融機関の引き締めで新たな融資もかなわず、転職しようにも仕事がない。先のことを考えると気力すらなくなる」などの訴えが相次ぎました。
 参加者は、国・県に異常低温被害への「特別災害資金」の創設や、アコヤガイ感染症への抜本的対策、漁業経営安定対策などを求める大会決議を確認しました。

 大会の中では、佐々木憲昭議員のメッセージが、地元選出国会議員らの来賓挨拶と並んで朗読され、「伝統産業と、それを支える国民に対する政治の冷たさに怒りを抑えきれない」とのくだりには、会場から「そうだ」の声が上がりました。

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