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メールマガジンバックナンバー

第369号☆3月20日 舞台は移りながらも忙しい日々が…

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
 *--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2010/3/20 第369号
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 ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんにちは。佐々木憲昭です。

 春ですね。桜の蕾(つぼみ)もほころぶ季節になりました。お元気でお過ごしでしょうか?
 毎年1〜3月という時期は、議院運営委員会、予算委員会、財務金融委員会などで忙しくドタバタ過ごしていますが、あっというまに季節がかわって「気がついたら春」ということがしばしばです。以前、予算委員会と財務金融委員会をかけ持ちしていたときは、予算審議にからむ与野党攻防で、両委員会がもめると、行ったり来たりで朝から晩までそれぞれの理事会に出席して長時間協議し、そのうえ委員会が開かれると質問を繰り返すなど、めちゃくちゃに忙しいときがありました。そんなときは、「気がついたら桜が散っていた」ということもありました。

 いまは、衆議院を通過した予算が参議院にまわっており、参議院がいちばん忙しい時期に入っています。衆議院はどうかというと、「日切れ法案」が審議され採決に付されます。「日切れ法案」というのは、3月末で期限が切れる法案です。財務金融委員会で言えば、関税改訂法案などが「日切れ」です。与野党ともそのことを認識した上で、審議が優先されることになります。
 似たような法案で「予算関連法案」があります。日切れにはならないが、来年度予算に関連する法案のことです。たとえば、財務金融委員会に付託された法案で言えば、政策金融公庫法案などがそれです。与党からすると早く通したい議案ですが、3月末までに通らなくても大きな支障はありません。ところが、与党側は「これも日切れ法案だから早く通してくれ」などと言います。しかし、野党としては「そんな言い方には騙されないぞ。しっかり時間をかけて議論すべきだ」となるのです。……今週の議院運営委員会でも、そのような議論がおこなわれました。

 さて、今週の新しい動きは、倫理選挙特別委員会の理事懇談会が開かれたことです。もともとこの特別委員会は、頻繁には開かれませんでした。「与党側が新しい法案を通したいとき」「民主党と自民党がウラで合意したとき」ぐらいしか開かれないのです。ほんらいなら、「政治とカネ」が焦点となっている今のような時にこそ政治倫理を真剣に議論すべきなのに、民主党も自民党もまったく開く気がありませんでした。
 今週、倫理選挙特別委員会を開かざるを得なくなったのは、今年の参議院選挙の費用の基準を法律で決めなければならないからです。久しぶりに開かれた理事懇談会では、与党はこの法案を「日切れ法案だから早く通してもらいたい」と主張しましたが、野党は「そんなことはない。以前は6月に通ったこともある」と言い、いまやるべきこととして、(1)所管の総務大臣の所信的挨拶と充実した質疑をおこなうこと、(2)民主党の小沢幹事長など疑惑をもたれている政治家を参考人として呼ぶこと、この2点を求めました。
 厳しいやりとりの末、とりあえず今週金曜日に「大臣の所信的挨拶」と「選挙結果についての報告」だけを受けることになりました。大臣挨拶にたいする質疑、さらに法案審議については、来週以後に協議することとなりました。
 このようにして、舞台は移りながらも忙しい日々が続いております。……ではまた来週、お便りしましょう。(^^)/

 ◇◆今週の「奮戦記」より◆

 財金委で質問……原発売り込み融資はやめよ!
                       (3月17日付「奮戦記」より)

 衆院財務金融委員会が開かれ、日本政策金融公庫法改定案に関し、途上国への原発売り込み融資をやめるよう求めました。
 今回の改定案は、株式会社日本政策金融公庫の国際部門(国際協力銀行=JBIC)の業務に、「環境分野における支援」を新たに付け加えるものです。地球温暖化防止のための「途上国支援に関する『鳩山イニシアティブ』」を実現することが目的です。
 私は、「鳩山イニシアティブ」や12日に閣議決定された地球温暖化対策基本法案に「原発推進」が盛り込まれていることを指摘しました。そのうえで、JBICも「地球温暖化対策」として「原発推進のための融資」が行えるようになるのかただしました。
 財務省の中尾武彦国際局長は「法律上は地球温暖化対策として原発開発への支援ができるのは確かだ」と認めました。私は、「途上国に原発を売り込みたいというメーカーの要望が濃厚に反映されたとんでもないものだ」と批判しました。原発については、IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)が「安全性、核兵器拡散、核廃棄物の問題」があると指摘してるとして、政府の認識をただしました。
 菅直人財務大臣は、「原子力は安全性を重視しなければならない。現政権も安全性を担保したうえで活用しようとしている」などと答えました。私は、原発の安全性は確立していないと主張し、改定案に反対を表明しました。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【10.03.19】国会見学をした静岡県の若い方々と懇談しました
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100319-224247.html
【10.03.18】愛知県の皆さんと政府交渉をおこないました
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100318-222523.html
【10.03.17】財金委で質問……原発売り込み融資はやめよ!
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100317-230546.html
【10.03.16】農産物の国境措置で菅財務大臣に質問。関税法改正案に反対
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100316-214110.html
【10.03.15】鳩山内閣の支持率が続落し不支持が逆転(「毎日」世論調査)
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100315-231344.html
【10.03.14】愛知「3.14春の大集会」で連帯の挨拶、街頭演説
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100314-205731.html
【10.03.13】「鳩山政権は消費税上げない」というなら国税法附則104条を削除せよ
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100313-214442.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
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