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メールマガジンバックナンバー

第346号☆10月10日 国民生活が、厳しさを増している今こそ

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
 *--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2009/10/10 第346号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 暴風雨をともなう強烈な台風18号が、通り過ぎました。皆さんのところに被害はありませんでしたか?
 私は、台風が直撃した前夜に、静岡県参議院補欠選挙の応援のため静岡市に入りました。公示の日は、台風一過でからっと晴れ渡った青空のもと昼の12時から、候補者の平賀高成さんとご一緒に第一声をおこないました。25日は投票日です。
 私は、こう述べました。──「先の総選挙で、多数の国民が自民・公明政治にノーを突きつけ、民主党中心の政権が生まれました。私たちは、『よいことはすすめ、悪いことには反対』という態度をとっています。しかし、良いことも黙っていては実現しませんと。

 たとえば、「派遣切り」や「失業」の問題がそうです。日本共産党国会議員団は、10月7日に「雇用問題対策会議」を開き、現状報告を受けながら打開策の検討を行いました。雇用保険が切れて新たにホームレスになる人々が増え、日本共産党などに自殺寸前のせっぱ詰まった相談も寄せられています。新しい政権になりましたが、的確な手が打たれていません。
 そればかりか、派遣労働法の抜本改正を審議する政府の労働政策審議会が開かれましたが、ここで「企業の国際競争力」に配慮する発言も出るなど、逆流も生まれています。民主党が「マニフェスト」で掲げ、与党3党が合意しても、なかなか一筋縄ではいきません。労働者と日本共産党の連帯とたたかいが求められているのです。

 後期高齢者医療制度を廃止する問題でも、そうです。民主党は「マニフェスト」に「後期高齢者医療制度の廃止」を掲げています。しかし、それは廃止後の医療制度を検討し、それができたら「廃止」すると言うのです。これでは廃止の先送りです。その間、いっそうの負担増が待ちうけています。この制度は、2年ごとに後期高齢者の人口、かかった医療費に応じて天井知らずに保険料が上がる仕組みなのです。このままいけば来年4月にも負担増となり、高齢者にいっそうの負担と混乱をもたらします。「すぐ廃止せよ」という声を強めなければなりません。

 民主党は、10月26日に臨時国会を召集すると報道されています。国民生活が、厳しさを増している今こそ、皆さんとご一緒に、切実な要求を実現する国会にしたいものです。

 ◇◆今週の「奮戦記」より◆◇

 改正貸金業法完全施行を求める東京大集会でご挨拶
                (10月10日付「奮戦記」より)

 高金利引き下げ全国連絡会が主催する「改正貸金業法早期完全施行を求める東京大集会」が、東京都内の新霞ヶ関ビル・灘尾ホールで開かれました。宇都宮健児弁護士の報告の後、私は、日本共産党を代表して連帯のご挨拶をしました。
 いまの「改正貸金業法」は、出資法の上限金利引き下げ、グレーゾーン金利の撤廃などが盛り込まれています。これは、3年前(2006年)に被害者・支援者などが、さまざまな妨害やサラ金業界の巻き返しに抗してたたかいとったものです。段階的に実施されてきましたが、いよいよ今年12月〜来年6月までのあいだに「グレーゾーン金利の廃止」が完全施行されます。
 しかし、その前に「見直し」規程がありますので、貸し金業界などは、それを足がかりに巻き返しを図ろうとしています。自民党や民主党のごく一部に、それに呼応して業界よりの雑誌で「高金利規制」と「総量規制」を否定する発言をしている議員がいます。
 たとえば、ある民主党の議員は「信用金庫が資金を貸してくれない」「金融機関が貸し渋っている」ことを理由に、ノンバンクの貸金業が必要だと主張しています。しかし、金融機関の貸し渋りを規制し、低金利のセーフティネット貸し付け制度を整備することこそ、政治家と政府与党の役割ではないでしょうか。
 この民主党議員は、多重債務者について「怠惰な生活習慣に問題があるとか」、「モラルがきちんとしていれば多重債務に陥ることはない」と、もっぱら被害者に責任があるかのような発言をしています。日弁連の調査では、自己破産の理由は「生活苦・低所得」が26.4%、「病気・医療費」が8.7%、「失業・転職」が6.1%をしめています。この実態を、まったく理解していない発言だと言わなければなりません。
 ──「救える命を救えないのは犯罪だ」という言葉があります。改正貸金業法の完全施行を求め、力をつくします。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【09.10.10】改正貸金業法完全施行を求める東京大集会でご挨拶
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/091010-181703.html
【09.10.09】8年間、一日も休まずホームページを更新してきました!
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/091009-193906.html
【09.10.08】台風一過、静岡県参議院補欠選挙の応援に入りました
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/091008-194200.html
【09.10.07】日本共産党国会議員団の雇用問題対策会議が開かれました
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/091007-201916.html
【09.10.06】全労連幹部の方々と意見交換をおこないました
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/091006-221801.html
【09.10.05】選挙制度について「週刊金曜日」のインタビューを受けました
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/091005-202430.html
【09.10.04】深刻化する失業・雇用不安──対策は待ったなし
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/091004-215202.html
【09.10.03】静岡県浜松市天竜で日本共産党と語る集い
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/091003-215252.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

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