国会での活動
【13.10.15】特別委員会の設置について発言
2013年10月15日、議院運営委員会で、佐々木憲昭議員は、特別委員会の設置について発言しました。自民党がこの国会で狙う「国家安全保障に関する特別委員会」の設置について、反対意見を表明しました。
自民党は、国家安全保障会議(NSC)を設置するための法案や秘密保護法案を議論するために、特別委員会の設置を狙っています。
佐々木議員は、NSCの創設は、「新たな『国家安全保障』の名のもとに、わが国の外交・安全保障の体制を根幹からつくりかえようとするものだ」と指摘。
秘密保護法案は、「防衛・外交をはじめ国政の重要問題で、国民の目と耳、口をふさぎ、とくに日米同盟の実態を国民に隠し、その危険性を指摘し批判するものを封殺するものだ」と述べました。
そのうえで、「国家安全保障」のいきつく先は、集団的自衛権の行使で、日本をアメリカと一体で「戦争する国家」につくりかえることになると指摘。
この特別委員会の設置は、「立法によって憲法9条を壊すための特別委員会と言わざるをえず、断じてみとめられない」と反対しました。
この日の本会議で、以下の特別委員会が設置され、国家安全保障に関する特別委員会の設置は見送られました。
- 災害対策特別委員会
- 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
- 沖縄及び北方問題に関する特別委員会
- 青少年問題に関する特別委員会
- 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会
- 消費者問題に関する特別委員会
- 科学技術・イノベーション推進特別委員会
- 東日本大震災復興特別委員会
- 原子力問題調査特別委員会
- 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
リンク【憲昭国会質問データベース】特別委員会の設置について発言
リンク【奮戦記】自民党が提案する「国家安全保障特別委員会とは(13.10.10)
リンク【奮戦記】国家安全保障特別委員会の設置は一致せず、見送り(13.10.11)