奮戦記
【13.10.10】自民党が提案する「国家安全保障特別委員会とは
今日の議院運営委員会理事会で、自民党は「国家安全保障に関する特別委員会」の設置を再度提案しました。
日本共産党と生活の党が反対の意見を表明。野党側全体としては、設置するならTPP特別委員会が先だと一致して主張。合意に至らず、明朝9:15から理事会を開いて、改めて協議することになりました。
自民党が提案している「国家安全保障に関する特別委員会」の設置目的として、国家安全保障に関する諸法案の審議、たとえば国家安全保障会議設置法案、秘密保全法案をあげています。
これは、日本がアメリカの起こす戦争に参戦できる体制づくりの一環です。到底容認できるものではありません。
国家安全保障会議設置法案、秘密保全法案は、憲法解釈をねじ曲げる集団的自衛権容認とワンセットで推進されています。
法律によって実質的に憲法を骨抜きにする「立法改憲」であり、麻生氏のいうように「気がついたら憲法が変わっていた」というような事態は、絶対に阻止しなければなりません!
「仮にアメリカ追随が正しいとしても,なんで日本独自の機関が必要なんだろう?」との声も寄せられました。
しかし、これは、総理大臣に権限を集中させ、トップダウンで決める強権的体制づくりです。しかも、都合の悪いことは国家機密にして国民に知らせず。
秘密保護法案超党派・市民勉強会
午後には、秘密保護法を考える超党派の議員と市民の勉強会が行われました。
参議院議員会館の講堂は、立見の人がでるほどいっぱいになりました。