国会での活動
【13.06.11】亜炭廃坑の防止に関する質問主意書に対する答弁書を受領
2013年5月31日、佐々木憲昭議員は、安倍内閣に「亜炭廃坑の防止に関する質問主意書」を提出しました。
質問主意書では、岐阜県御嵩町などで発生している亜炭廃坑の陥没事故に対する国の対策が、災害復旧に限定されたものであり、被害者の実態に即した救済や、陥没を予防するための対策になっていないことを指摘しています。
「亜炭採掘が国策として進められてきたものである以上、新たな事故が発生する前に、制度の見直しを含めて、緊急に必要な対策を講ずるべきである」とただしています。
(写真は10.12.09の調査の時)
この質問主意書に対する答弁書が、6月11日、届けられました。
亜炭廃坑の陥没防止についての質問主意書に対する安倍内閣の答えは、「今後、注視してまいりたい」「何ができるか検討してまいりたい」というもので、何もしないのと同じです。
亜炭を掘ったことのある地域では、どこでも陥没の不安を抱えています。
答弁書では地元の要望は「承知しており、今後、防災減災対策について関係地方公共団体及び関係府庁と連携を図り、何ができるか検討してまいりたい」としています。
完全拒否ではないので、今後も粘り強く働きかけたいと思います。
リンク【憲昭国会質問データベース】亜炭廃坑の防止に関する質問主意書を提出
リンク【憲昭国会質問データベース】亜炭廃坑の防止に関する質問主意書にたいする答弁書を受領
リンク【東海での活動】陥没事故の発生した岐阜県御嵩町の現場を視察、町長・住民と懇談(10.12.09)
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