2013年06月11日 第183回 通常国会 【0】
亜炭廃坑の防止に関する質問主意書にたいする答弁書を受領
2013年5月31日、佐々木憲昭議員は、安倍内閣に「亜炭廃坑の防止に関する質問主意書」を提出しました。
この質問主意書に対する答弁書が、6月11日、届けられました。
亜炭廃坑の陥没防止についての質問主意書に対する安倍内閣の答えは、「今後、注視してまいりたい」「何ができるか検討してまいりたい」というもので、何もしないのと同じです。
亜炭を掘ったことのある地域では、どこでも陥没の不安を抱えています。
答弁書では地元の要望は「承知しており、今後、防災減災対策について関係地方公共団体及び関係府庁と連携を図り、何ができるか検討してまいりたい」としています。
完全拒否ではないので、今後も粘り強く働きかけたいと思います。
議事録
平成25年6月11日受領
答弁第89号
内閣衆質183第89号
平成25年6月11日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 伊吹文明 殿
衆議院議員佐々木憲昭君提出亜炭廃坑の陥没防止等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員佐々木憲昭君提出亜炭廃坑の陥没防止等に関する質問に対する答弁書
一について
岐阜県における御指摘の特定鉱害復旧事業等基金(以下「基金」という。)の残高については、同県によれば、平成24年度末時点において、約2億5千万円程度であると見込まれるとのことである。石炭採掘に起因するいわゆる浅所陥没が発生した場合には、まずは基金により復旧工事が行われると承知しているが、基金において必要な資金が確保されているかどうかについて、今後、注視してまいりたい。
二について
基金については、原状回復が目的である復旧工事をその事業対象としているが、経済産業省においては、御嵩町からの「鉱害予防制度の創設」等に係る要望について承知しており、今後、防災及び減災対策について、関係地方公共団体及び関係府省と連携を図り、何ができるか検討してまいりたい。
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