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国会での活動

国会での活動 − 国会質問その他

【07.11.07】「御望山トンネルルートの計画をなぜ排除しないか」−「地域住民の安全性」ただす質問主意書を提出

 2007年11月7日、佐々木憲昭議員は、「東海環状自動車道・岐阜市御望山周辺計画に関する質問主意書」を提出しました。

 この自動車道・西回りルートの関−養老間は、1996年に都市計画決定されましたが、歴史的に崩落と亀裂を繰り返している同山にトンネルを通す計画は、専門家の間からも危ぐされているものです。多くの住民から「ルート変更」の要望が出されています。
 しかし国は、現行のルートに加え、新たに「三つの比較ルート案」を提示、そのなかには危険性が指摘されている現行ルートのすぐ近くにトンネルを通すルートが含まれています。
 質問主意書は、「国民生活の安全性を確保する」(石原伸晃国土交通大臣=当時、2004年3月1日衆院予算委員会第8分科会での佐々木議員質問)とした政府の基本的見解が、今日も変わりはないかとただしています。
 そのうえで、(1)国・専門家・地域住民代表の三者で構成する「調査検討会」が「安全性は確認されない」と明確な結論を出しているにもかかわらず、現行ルートがなぜ排除されていないのか、(2)同ルートの最も近くに位置し、トンネル掘削をともなう新たなルートがなぜ提示されたのか、(3)「三つの比較ルート」の根拠などについて明確な答弁を求めています。
 さらに、「より安全性の高いルートがないとは考えられない」とした「調査検討会」の最終報告書が、新たなルートを検討するうえで「きわめて重要な示唆」となることを指摘、改めて「調査検討会」を開き、従来から関わってきた専門家の意見を聞く予定があるかともただしています。また、危険性が指摘されているルートの建設が強行され、被害が出た場合の国の責任などについてもただしています。

 佐々木議員は、10年前から地元自治会の皆さんと運動し、政府要請に同席し、国会でも質問で取り上げてきました。
 この問題について、佐々木議員は、12月11日、「東海環状自動車道・岐阜市御望山周辺計画に関する再質問主意書」を提出しました。


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