国会での活動
国会での活動 − 国会質問、金融(銀行・保険・証券)
【04.11.12】「信託業法改正によるトラブルを適正に処理していくための法整備が必要」佐々木議員が指摘
2004年11月12日財務金融委員会で、佐々木憲昭議員は、政府提出の信託業法改正案、銀行が高い手数料で利益をあげている問題について質問しました。
今回の信託業法改正案では、信託の受託対象財産の制限を取り払い、知的財産権など新たな財産権を信託の対象に認めるということ、さらに、信託を取り扱う業者として金融機関以外の参入も認めるというものになっています。
佐々木議員は、「これによって、様々な富んだ商品が生まれ、新たに参入してくる業者も広がる事で、同時にトラブルも予想される」と指摘。「例えば、横断的な、業界を超えた金融サービス法の制定を展望していくということが緊急に必要だ」と金融庁を正しました。
伊藤達也金融担当大臣は、「利用者の保護をしっかりやっていくということが極めて重要なことだ」「私どもとしても、十分問題意識を持って、よりしっかりとした制度が設計できるように努力を積み重ねていきたい」と答弁しました。
これに先立ち、午前中、信託業法改正案にかんする参考人質疑がおこなわれました。
また、法案の質疑終了後、採決に付され、全会一致で可決しました。