アドレス(URL)を変更していますのでブックマークされている方は変更してください。
<< ホームへ戻る

国会での活動

国会での活動 − 国会質問金融(銀行・保険・証券)

【01.12.03】不良債権回収は「納得ずくが第一義」佐々木議員の質問にRCC社長が答弁

 2001年12月3日、予算委員会は不良債権処理問題などをめぐり、森昭治金融庁長官、松田昇預金保険機構理事長、鬼追明夫整理回収機構(RCC)社長に対して参考人質疑を行ないました。松田昇預金保険機構理事長、鬼追明夫整理回収機構(RCC)社長に対しての質問は、11月30日の財務金融委員会の参考人質疑にも行われました

   佐々木憲昭議員は、不況の中で新規の不良債権が増えつづけていると指摘、債権回収をめぐるRCCの基本姿勢をただしました。
 佐々木議員は、「債務者が銀行と契約した約定金利や返済期間など支払い条件は、RCCにそのまま引き継がれるのか」と質問。

   鬼追社長は「(支払条件は)そのまま適用される」とのべ基本姿勢として、「納得ずくの回収を第一義としている」と答えました。また、競売や仮差し押さえを取り下げ、話し合いで解決した事例を紹介しました。

 佐々木議員は、債権回収にあたりRCCが「『人間の尊厳』を損なわない」「話し合い解決を模索」との方針をもっていることと比較して、「銀行は、競売にかけたら絶対取り下げず、話し合いでは自分たちの主張をいっさいまげないなど、身ぐるみをはぐような事例をずいぶん聞く。RCCの回収方針は、銀行も当然踏まえるべき原則だ」と、銀行に対する指導を求めました。

   森金融庁長官は「RCCがやっている程度のことは、民間銀行も当然やってしかるべきだ」「社会的批判を受ける事例が耳に入れば、事情を聴取し、対応をする」と答弁しました。


Share (facebook)

このページの先頭にもどる