国会での活動
【01.03.02】「幽霊探しは難しい」KSDによる自民党費肩代わりについて森総理が不誠実な答弁
2001年3月2日、予算委員会で、締めくくり総括質疑が行われ、佐々木憲昭議員は、2月13日に引き続いて、KSD問題について取り上げました。
佐々木議員は、「KSDによって18億円近い党費が肩代わりされ、自民党本部に流れた。幽霊党員の調査に、時間はかからないはずだ。わが党の志位委員長の質問に、『調査する』と答弁してから1カ月たつ。結果はどうか」と森総理に迫りました。
森総理は「党は、いま調べているが、そんなに簡単ではない。幽霊だというが、幽霊を探すのは難しい」などと、不誠実な答弁に終始しました。
佐々木議員は「幽霊党員をつくっている側はわかっているのだから、調べることは簡単だ」と批判し、「疑惑をみずから明らかにしようとしない姿勢が、国民の批判を浴びている」とのべました。
佐々木議員は、村上前議員がKSDの依頼を受けておこなった代表質問が、自民党を代表したものだったこと、幽霊党員の党費が自民党本部に入っていたことをあげ、「自民党がまるごと汚染されていた」と指摘。機密費流用問題もふくめ、疑惑にふたをし、証人喚問もせずに予算案採決を強行するのは「絶対に納得できない。自民党政治の根本的転換が求められている」と強調しました。