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国会での活動

国会での活動 − 国会質問金権・腐敗政治

【01.02.26】やっぱり証人喚問しかない額賀疑惑 政治倫理審査会を傍聴

 2001年2月26日、衆議院の政治倫理審査会が開かれ、額賀福志郎・前経済財政大臣が弁明しました。
 「役に立ててください」といわれて1500万円もの金を受け取りながら、議員に報告もせずに秘書が「机の中で保管」する額賀福志郎・前経済財政大臣は、世間の常識とかけ離れた説明に終始しました。
質疑を傍聴した佐々木憲昭議員は“やっぱり証人喚問しかない”と言います。

 「平成7年(95年)に会計責任者になってもらった。18年間苦楽をともにした人物だ、うそをつかない人物だ」額賀氏は審査の冒頭、KSDからの1500万円を預かったのは私設秘書の小林氏だと明らかにし、すべての責任をおしつけた人物をこう評しました。その小林氏がなぜ1500万円もの大金をKSDから「預かり」、半年間も報告しなかったのか。額賀氏は「(小渕前内閣の)官房副長官で議員会館にはほとんど行けない状況だった。1日たち2日たち時間が延びてしまったのではないか」というだけ。

 しかし、額賀氏が小林秘書から2000年5月20日に、「大金を預かっている」との報告を受けた時は電話1本でした。地元・茨城で選挙用ビデオの撮影に行くときのことです。このあわただしいなかで報告できて、なぜ受領したとき報告できなかったのか。説明はありません。

 額賀氏は「つね日ごろから、領収書のない金を受け取ってはならない」ことを信念としているといいます。その「信念」を知っていたはずの小林氏が、なぜ1500万円もの領収書も預かり書もない大金を受け取ったのか、本当に額賀氏は知らなかったのか、疑惑は晴れません。

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