東海での活動
【10.05.03】愛知県でJC主催「憲法タウンミーティング」でパネリスト
憲法記念日の2010年5月3日、日本青年会議所(JC)・東海地区愛知ブロック協議会が主催する「憲法タウンミーティング」が、愛知県大府市の市役所多目的ホールで開かれました。
自民党から海部俊樹・元内閣総理大臣、民主党から石田芳弘・衆議院議員、日本共産党から佐々木憲昭議員が参加しました。
まず、自己紹介をかねて憲法についての考え方をそれぞれ述べたあと、憲法審査会を始動させることについて、外国人参政権について、普天間基地問題と日本の安全保障について、これからの憲法議論のあり方等について、意見表明がおこなわれました。
佐々木議員は、次のように述べました。
……憲法を考える場合、もっとも大事なことは、私たちの日常生活の中で憲法をいかに守り、生かしていくかという積極的な姿勢だと思います。
日本国憲法には世界に誇るべき内容があります。とりわけ、「戦争の放棄」をうたった第9条と、国民の生存権と社会保障を受ける権利を明確に規定した第25条は、「日本の宝」といっても過言ではありません。
アメリカのオバマ大統領が、歴代大統領のなかで初めて「核兵器のない世界」について言及しましたが、その背景には、世界の平和を願う各国の取り組みがあります。それは「戦争のない世界」への大きな一歩です。
日本の憲法第9条は、この「戦争のない世界」へのさきがけとして世界で注目され、役割を大きく発揮するようになっています。
私たちは、このような第9条=日本国憲法を大切にし、「戦争放棄・戦力不保持」「武力行使・威嚇の禁止」「国際紛争の平和的解決」という精神を世界へ発信していくべきだと考えます。