東海での活動
【10.04.30】愛知県の皆さんと畜産酪農経営を守れと農水省要請
日本共産党愛知県委員会は、この間、半田市酪農組合の幹部の皆さんや愛知県酪農政治連盟委員長とも懇談し、国政への要望をお聞きしてきました。
2010年4月30日、これらをふまえ、配合飼料価格安定制度の改善、飼料米・稲発酵粗飼料への支援などをもとめ、申し入れを行いました。
この要請には、佐々木憲昭議員をはじめ、参議院比例代表予定候補のかわえ明美さん、同愛知県選挙区予定候補のもとむら伸子さんが参加しました。
政府の回答については、もとむら伸子さんがのホームページをご覧ください。
リンク【のびのびレポート】2010年4月30日
畜産酪農生産者は、枝肉価格の下落と生乳需要の低迷で、困難な経営状況に追い込まれています。
この事態は、一昨年いらいの飼料価格高騰による経営危機に続くもので、万全な対応がなければ、畜産酪農経営継続が困難になり、畜産物の供給と地域経済の維持が危うくなります。
すでに日本共産党は、畜産酪農経営を維持・発展させる立場から、2月に国会議員団として申し入れを行っています。
リンク畜産酪農経営を維持発展させるための申し入れ
(2010年2月17日)(日本共産党中央委員会HP)
農林水産省への要請文
畜産酪農経営に関する要請書
畜産酪農生産者は、今、枝肉価格の下落と生乳需要の低迷で、困難な経営状況に追い込まれています。一昨年来の飼料価格高騰による経営危機に引き続くもので、万全な対応がなければ、畜産酪農経営の継続が困難になり、国民に対する畜産物の供給と地域経済の維持を危うくせざるを得ません。こうした状況をふまえ、日本共産党は、畜産酪農経営を維持・発展させる立場から、2月に貴職に対し、国会議員団が申し入れを行っています。
日本共産党愛知県委員会は、この間、半田市酪農組合の幹部のみなさんや愛知県酪農政治連盟委員長の方と懇談し、国政への要望を伺ってきました。この要望をふまえ、2月の国会議員団の申し入れに加え、下記のことを要請します。
- 配合飼料価格安定制度について、生産者負担分への支援制度を創設し、民間資金導入部分の利子補てんの継続とあわせ、元金部分への支援を検討すること。
- 飼料米、稲発酵粗飼料への支援を長期的に継続するとともに、流通経費の支援も検討すること。
- 都市近郊の酪農経営で問題となる糞尿のにおい対策を国としても研究を強化するとともに、牛舎の敷床に脱臭効果のある「茶がら」や「コーヒーの絞りかす」を活用するなど、農家のにおい対策の努力について支援を行うこと。
- 牛糞を飼料米の肥料として活用するとともに、発酵フンと竹チップを混ぜて、ペレットにする燃料化など燃料として活用することの研究・検討をすすめ、実用化の支援を行うこと。