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東海での活動

東海での活動 − ブロックでの行動農林漁業・食の安全静岡県

【01.12.22】静岡・浜北のシンポジウムで酪農協組合長らが徹底討論

   日本共産党静岡県西部地区委員会・シンポ実行委員会主催の「BSE(狂牛病)問題を考えるシンポジウム」が、2001年12月22日静岡県浜北市で開かれ、肉牛農家、浜名酪農業協同組合、JA静岡経済連畜産課などがパネリストとなり、参加者150人が牛肉の安全性、畜産農家の補償対策などについて考えました。

 シンポジウムでは、肉牛農家の峯野孝さんが、BSE感染牛発覚のたびに肉牛市場の素牛価格が暴落し、「丹精して育てた牛(F1種)を一頭20数万円の赤字を出しながら売らざるをえない農家の気持ちがわかりますか」と窮状を告発。
 浜名酪農協の伊藤光男組合長理事は、酪農家の副収入である子牛の販売価格低下による経営圧迫などの被害を語り、「国内の肉牛農家をなくさないよう全頭検査済みで安全な肉を食べてほしい」と訴えました。
 佐々木憲昭衆院議員は、肉骨紛の使用禁止を求めたWHO(世界保健機関)勧告を拒否し、BSEの侵入を招いた農水省をきびしく批判。BSE感染原因の徹底究明、政府による緊急の被害補償実施を強調しました。
 会場から、「後手後手の政府への不信感が、消費を妨げている。原因を徹底究明してほしい」などの発言がありました。

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