国会での活動
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【11.05.30】復興特別委員会で過去債務凍結と二重ローン解消求める
2011年5月30日、佐々木憲昭議員は、東日本大震災復興特別委員会で質問し、「新たなスタートのために既存債務を何とかしてほしいというのが被災者の声だ」と強調し、具体的な対策を求めました。
佐々木議員は、大門実紀史参議院議員が二重ローン解消の枠組みを提起したのに対し菅直人首相が「大変検討に値するスキームだ」(13日の参院予算委員会)と述べたことを紹介し、「首相と同じ立場か」とただしました。
これに対し枝野幸男官房長官は「同じ考えだ」と述べ、海江田万里経済産業大臣は「関係省庁と連携をとり、(対策を)実施する」と明言しました。
その上で佐々木議員は、二重ローン対策として返済を20年間猶予するとともに、公的機関が利子補給する枠組みが考えられると提起。「公的資金の投入を受けて救われた銀行が恩返しすべきだ」とのべ、利子補給の財源の一例として預金保険機構を活用することなどを求めました。
枝野官房長官は、「(活用が)許されるかはかなり慎重な検討がいる」とのべる一方、「資金が必要なら財政資金も含めて検討すべきだ」と表明しました。
佐々木議員は二重ローン対策を2次補正予算に盛り込むことを要求。
野田佳彦財務大臣は「首相からの指示もあり、関係省庁と幅広い検討をしている。成案がまとまれば、すみやかに予算措置、税制措置をとる」と表明しました。
リンク【憲昭国会質問データベース】震災復興 過去債務凍結と二重ローン解消求める
リンク【YouTube佐々木憲昭チャンネル】震災復興 過去債務凍結と二重ローン解消求める(約25分)
リンク【11.05.13】被災者の二重ローン救済の仕組みを求める
リンク【11.05.27】被災県の中小業者が融資問題で政府要請