国会での活動
国会での活動 − 国会質問、金融(銀行・保険・証券)
【10.04.16】過去の過誤払いについて銀行を指導すると金融副大臣が答弁
2010年4月16日財務金融委員会で、佐々木憲昭議員は、NPOバンク支援と銀行の過誤払いについて質問しました。
佐々木議員は、偽造・盗難キャッシュカード問題について質問しました。
佐々木議員の質問に対して、大塚耕平金融担当副大臣は盗難された銀行通帳や印鑑などのよる銀行の過誤払いに関して、2006年施行の預金者保護法以前の被害についても「しっかりと対応するよう指導したい」と答弁しました。
佐々木議員がとりあげたのは、2002年に衣料品販売業務代行業者が自宅に保管していたUFJ(=現三菱東京UFJ)銀行の通帳と印鑑を盗まれた事件です。
2002年11月に犯人によって開設された三井住友銀行の口座を経由して預金2800万円が引き出されました。
UFJ銀行では、担当者が書類の筆跡の違いに気がついたにもかかわらず、上司が振り込みを許可。三井住友銀行は、本人確認も不十分なまま口座を開設し、払い戻しに応じました。
佐々木議員は、預金者保護法の附則にも法の施行前の被害について、「法律の趣旨に照らし、最大限の配慮が行われる」と明記されているのに、両行は対応していないと指摘しました。
大塚副大臣は「銀行の社会的責任は大きい」と答弁しました。