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国会での活動

国会での活動 − 国会質問税制(庶民増税・徴税)

【10.04.02】地方税 「機械的な差し押さえをするな」と追及

   2010年4月2日財務金融委員会で、佐々木憲昭議員は、千葉県長生村で地方税の滞納を理由に年金が差し押さえられたお年寄りが餓死するという悲惨な事件(2010年1月)を取り上げ、機械的な徴収はやめるよう厳しく求めました。
 佐々木議員は、国税庁が税務運営方針に「納税者に対して親切な態度で接し、不便をかけないように努める」と掲げていることを示し、地方税においても、その精神を踏まえて対応すべきだと主張。渡辺周総務副大臣は、これを認めました。

   佐々木議員は、それにも関らず差押えによって納税者の生活が困窮するケースが多数発生していると指摘し、「少なくとも差押えの前に、生活実態などを掌握し、滞納者と直接対話して判断すべきだ」と求めました。
 渡辺総務副大臣は「生存権を脅かす徴収はあってはならない」と答弁しました。
 佐々木議員は「問題なのは、銀行口座に振り込まれれば、年金など差押え禁止財産でも容赦なく差押えしていることだ」と強調。

   菅直人財務大臣らが「差押え禁止財産は口座に振り込まれたからといって差し押さえることは法の趣旨に反する」との認識を示してきた(2010年3月1日財務金融委員会で質問)ことをあげ、「地方税法では容赦なく差し押さえることができるのか」と迫りました。
 渡辺総務副大臣は「非人道的な徴税はあってはならない。この認識を地方とも共有したい」と答えました。


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