国会での活動
【10.01.19】鳩山総理・小沢幹事長の疑惑 国会での全容解明必要
2010年1月19日、佐々木憲昭議員は、衆院本会議で財政演説に対する代表質問に立ち、鳩山由紀夫総理と小沢一郎・民主党幹事長にかかわる「政治とカネ」疑惑の全容解明を強く求め、経済危機の下での国民生活打開に向けた政府の基本姿勢をただしました。
鳩山総理の偽装献金問題では、首相の母親からの約12億円を含む15億8000万円のうち、虚偽記載に充てた4億円以外の11億8000万円が使途不明だとして「使途を明らかにせよ」と迫りました。
鳩山総理は「基本的に不正な支出はない」と繰り返し、使途公表を拒否しました。
一方、小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入疑惑では、「問題の核心は、4億円の土地購入資金がどこからでたのかということだ。原資の一部がゼネコンからのヤミ献金だったのではないか。国民の税金が還流しているのではないか。これらの問題が問われている」と追及。総理が「小沢氏を法令違反はないと信じる」としている根拠をただしました。
鳩山総理は「潔白を信じるのが同志としての基本」などと述べるだけで、まったく根拠を示せませんでした。
さらに佐々木議員は、小沢氏側が、西松建設から献金を受け胆沢ダム受注に「天の声」をだしたという疑惑、新生党と自由党を解党したさいの残金(政党助成金を含む)の処理についての疑惑を指摘しました。
佐々木議員は、この問題の根っこには、田中金脈、金丸金脈に代表される自民党政治があることを指摘した上で、民主党も掲げる企業・団体献金禁止を求めました。鳩山総理は「法改正について民主党として検討しているところだ」と述べました。