国会での活動
国会での活動 − 派遣・視察
【09.12.14〜17】第5回日中議会交流の議員派遣・交流に参加
2009年12月14日〜17日までの4日間、衆議院の議院運営委員会を中心とする超党派の第5回日中議会交流が行われ、佐々木憲昭議員も参加し、中華人民共和国を訪れました。
第2回日中議会交流委員会(2006年7月1日〜5日)にも、佐々木議員は参加しました。
リンク【06.07.01〜05】第2回日中議会交流委員会の議員派遣・交流に参加
以下は、佐々木議員のレポートです。
1日目…北京に到着、ブリーフィング&視察
在中華人民共和国日本大使館から、中国の政治経済全般にわたるブリーフィングを受けました。
アメリカ発の金融・経済恐慌の深刻な影響が中国にも広がり、昨年来の雇用不安の原因となっているそうです。
中国の雇用形態について聞いたところ、非正規雇用として雇われた後、一定期間で正規雇用になるのが一般的だそうです。
しかし、非正規雇用のクビ切りが激発したため、政府が雇用の安定に乗り出し、人民代表大会(国会)が新規の法規制をすすめています。
説明によると、人民代表大会は唯一の立法組織として、法案を国民との対話の中で議論してつくり上げているため、その権威が最近大きく高まっているとのことです。
オリンピックの会場になった“鳥巣”を訪れました。今も、観光客が一日に「万の単位で」見学に来ているそうです。
前門大街を視察しました。1920〜30年代の古い町並みを復活させようとしています。
たしかに、町並みの表面は古い町を再生していますが、店の中身はアメリカや台湾などの外国資本がかなり入っているところが、面白いですね。
2日目…人民大会堂で第1・第2セッション
2日目は、朝9時から議会交流委員会・第1セッション、午後14時から同第2セッションがおこなわれました。
中国側の団長は、李建国・全人代常務委員会副委員長です。
第1セッションのテーマは、(1)両国の政治経済情勢、(2)日中関係、日中議会交流、(3)国際情勢及び地域の安全保障です。
第2セッションのテーマは、(1)経済、貿易関係、(2)環境問題、エネルギー、(3)人的交流、文化・教育交流です。
私は、歴史認識の問題、金融・経済恐慌の原因と対応、地球温暖化対策等について発言しました。
その後、日本の代表団は、呉邦国・全人代常務委員長との会見に臨みました。
中国は、国が雄大であるだけでなく、すべてが巨大です。
3日目…上海万博会場を視察、市人民代表大会常務委主任と会談
3日目、午前9:30、北京空港から上海に向けて出発。約2時間かけて上海虹橋空港に到着しました。上海は、北京とはまったく違った雰囲気をもつ大都会(人口1万8000人)で、雑然としているところは、すこし東京と似ています。
昼食後、上海万博局を視察し説明を受けるとともに、屋上から万博会場予定地を見学しました。
上海万博は、2010年5月1日から10月31日まで開かれ、入場者数は7000万人を見込んでいます。
日本館(パビリオン、イベント)は、日本政府としての参加。6000�屬旅�さで建物は繭(まゆ)の形をしています。
この日は、劉雲耕・上海市人民代表大会常務委員会主任との会見も行われました。
4日目…上海日本商工クラブ、リニアモーターカー
4日目、朝8時から、上海日本商工クラブとの朝食・懇談会がおこなわれました。
日本から上海に進出している日系企業は7000〜8000社あり、そのうり2300社が加入している団体が、上海日本商工クラブです。その代表の方々8人から実情を聞きました。
進出企業は、日本から輸入して中国で加工しそれを輸出するというパターンが多かったが、いまは中国の内需拡大に沿って展開するように変わってきたとの説明がありました。
ギョウザ事件等で日本からの観光客が落ち込んでいたが、これからの回復を期待しているとのお話もありました。中国の観光客は7000万人で、そのうち外国人が350万人。日本から100万人を見込んでいるそうです。
リニアモーターカーの概要の説明を受け、乗車し時速430キロを体験しました。
リニアモーターカーは、「上海磁浮列車」といわれており、上海磁浮交通発展有限公司が運営しています。上海市内と浦東空港間を結んでいます。
飛行機並みに速い430キロを体験しましたが、かなり揺れます。また、軌道の回りには民家があり「騒音公害」もあります。
電磁波の人体への影響など、まだまだ解決しなければならない多くの課題を抱えています。
私たちは、上海の龍陽路駅からリニアモーターカーに乗車して浦東空港まで行き、そこから関西空港に行く数人の議員は降車しました。
羽田空港組は、ふたたび龍陽路駅に戻り、虹橋空港から羽田空港に向かいました。
上海から約2時間半で羽田に戻りました。