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国会での活動

国会での活動 − 国会質問金融(銀行・保険・証券)

【06.02.17】予算委で堀江容疑者を担いだ総理の責任追及

 2006年2月17日、予算委員会で、金融ライブドア問題等についての集中審議が午前と午後に分けておこなわれ、佐々木憲昭議員は、小泉総理大臣や竹中大臣、二階大臣に質問しました。
 竹中大臣は、法の隙間をぬうような行為をする人物だと知りながら、無所属で出た堀江候補を応援しました。
 しかも、異例の力の入れようでした。そもそも、現職の大臣が、公示日に自民党の候補者ではなく無所属の候補を応援に行くというのは、常識では考えられないことです。
 そのうえ「私とホリエモンさんと小泉さんと3人で改革をやるんです」と、天まで持ち上げました。
 二階大臣は、昨年8月15日夜、自民党総務局長として、武部幹事長と一緒に東京・六本木ヒルズで堀江氏に会い、出馬を要請したと報道されています。

   佐々木議員が、「昨年8月15日に自民党の武部幹事長と二階総務局長(当時)が堀江氏に出馬要請をしたのは、誰の発案か」と聞いたのに対して、二階大臣は「武部幹事長に誘われた」と述べました。この答弁で、武部幹事長が主導した堀江氏擁立だったことが明らかになりました。
 また、佐々木議員は、16日夜に官邸サイドの首相秘書官が参加して4時間にわたって話し合いがおこなわれたことを指摘。
 堀江氏は、「邪道かどうかは関係ない。ずるいと言われても合法だったら許される」と語っていました。違法行為すれすれのことをやるのは、当たり前という態度です。
 8月の時点で堀江氏が、時間外取引を悪用したニッポン放送株大量取得、株式100分割など「法違反すれすれの行為をする人物だと知っていたはずだ」とただしました。
 これに対し、小泉総理は「知りませんでした」とのべ、堀江氏に会ったときも「新鮮な感じを受けた」などと無責任な答弁を繰り返しました。
 さらに、堀江氏は「規制緩和でウチはその恩恵にあずかった企業です」「非常に商売がやりやすくなった」と発言しています。佐々木議員は、「小泉内閣は規制緩和でマネーゲームを助長し、ついにはマネーゲームの代表人物を衆議院に送り込もうとした」と、総理の責任を追及。
 堀江氏は、「下積みの苦労が人間を鍛えるなんて嘘だ」「将来、格差が開いたってエリートに食べさせてもらえばいい」などと、庶民を見下すようなことを平然と言う人物です。
 佐々木議員は、「国民は、今度の自民党とライブドアの関係をどう思うか。額に汗してまじめに働く国民に光の当たる政治に転換すべき」だと主張しました。

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