2006年1月30日、予算委員会が紛糾し断続的に中断しました。
　中川農水大臣が午前中の答弁で、米国産牛肉の輸入再開にあたって事前に査察をおこなうとしていた「閣議決定に反してました」「どう責任をとったらいいか」などとのべました。
　しかしその後、「国会への説明が十分でなかった」ことに責任があると言い方を変えました。
　そのためふたたび紛糾。その後5時間もの長い間、与野党折衝。19時に再開しましたが、閣議決定と農水省がとった行動の食い違いについて、政府統一見解を出すことになりました。

　予算委員会は22時近くに再開し質疑終局の後、討論・採決がおこなわれました。日本共産党を代表して佐々木憲昭議員が、補正予算案に対する反対討論を行いました。全て終わったのが、24時近くでした。
　そのため、予定されていた環境委員会でのアスベスト法案の審議と採決、総務委員会での地方交付税などの審議と採決、さらに衆議院本会議については、翌31日にまわされることになりました。

リンク【憲昭国会質問データベース】2005年度補正予算成立＝佐々木議員「米軍基地再編の調査費を盛り込み、アスベスト対策は不十分なもの」と反対討論