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国会での活動

国会での活動 − 国会質問金権・腐敗政治

【04.04.21】小泉首相が日歯連・臼田会長と会食した目的を追求

 2004年4月21日、衆議院財務金融委員会で、佐々木憲昭議員は、逮捕された臼田貞夫日歯会長(当時)が面会や献金などで自民党議員への政治工作を重ねてきたことを明らかにし、小泉純一郎首相に、日歯側からの働きかけなどについて調査を要求しました。

   佐々木議員は、日歯の会報「日歯広報」(2001年8月〜03年11月分)から、100回を超える臼田会長と自民党議員などとの面会、会合の記録を明らかにしました。それによれば日歯側は贈賄工作の趣旨の一つとされる「かかりつけ歯科医初診料」についての要望や自民、公明両党の部会などに出席する以外にも、頻繁に個別政治家との会合を重ねていました。
 とくに、歯科診療報酬改定をめぐり自民党の医療基本問題調査会に設置された「少子高齢社会歯科診療報酬等に関する小委員会」委員長の丹羽雄哉衆院議員や大島慶久参院議員(事務局長)などとの懇談や打ち合わせが目立ちます。

   また、日歯の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)の政治資金収支報告書で、01、02年の2年間で98回の「飲食代」を支出し、総額は1740万円にのぼることも明らかにしました。
 佐々木議員は、4月20日の衆院厚労委で山口富男議員が明らかにした自民党小委員会メンバーへの巨額な献金の実態にもふれ、「(政治団体が)ある目的で献金や接待を行い、それに基づいて議員が動くとすれば政治家に直接かかわる疑惑になる」とのべ、日歯側から自民党への働きかけなどの実態を調査すべきだと要求しました。
 小泉首相は「初めて資料を見たが現在捜査中で厳正な捜査を見守りたい。政治資金は法にのっとり厳正に対処すべきだ」と答弁しました。


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