2004年3月22日、佐々木憲昭議員は、甲府信用金庫の不正融資の被害者と支援者の金融庁要請に同席しました。

　その内容は驚くべきものです。

　――甲府信金が、本人確認をまったくいせずに口座を開設したり、本人がまったく知らないまま第三者によって融資手続きがおこなわれ、これに支店長が関与していた。
　また、融資にあたって資金使途の確認を怠ったまま融資がおこなわれている。その融資が迂回融資に使われている。……
　――本人がまったく知らない間に融資がおこなわれ、資金が第３者に流れたのに、その返済を求められる。……

　これは、明らかに金融庁が定めた「ガイドライン」や「通達」にも違反する行為です。
　金融庁は、金融機関の健全性を確保するための調査をおこなう義務があります。
　ただちに調査し、不当なものは改めさせなければなりません。また、被害者への謝罪や補償をさせなければなりません。

　佐々木議員は、この問題を、3月30日の財務金融委員会で取り上げました。
リンク【04.03.30】信金・信組の乱脈融資問題について質問