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国会での活動

国会での活動 − 国会質問金権・腐敗政治

【02.02.04】アフガン会議でのNGO排除に鈴木宗男議員の影響 総理は認めたのに外務省は「なかった」と食い違い答弁

   2002年2月4日、予算委員会で、佐々木憲昭議員は、アフガン復興支援国際会議への一部NGO(非政府組織)の出席を拒否した外務省の決定にあたり、自民党の鈴木宗男衆院議員から圧力があった問題について、小泉純一郎総理と外務省に対し事実認識をただしました。

   このなかで佐々木議員は、小泉総理が「(鈴木議員の)影響を受けすぎた」と圧力を認めているのに、外務省の重家俊範中東アフリカ局長が「圧力はなかった」と一貫して答弁していることを指摘。重家局長に「総理の答弁と明らかに違う」とただしました。
 重家局長は「(不参加の)決定は外務省の判断」との答弁に終始し、当初出席させる方針だったのが、欠席へと変更する過程で鈴木議員の圧力があったことを認めず、総理答弁との矛盾が鮮明になりました。

 小泉総理と外務省の答弁が食い違ったため、質疑がたびたび中断。矛盾点が解決されていないにもかかわらず、津島雄二予算委員長は「総理は明確に答弁している」などとして、佐々木議員の質問を打ち切りました。
<委員長席で協議する与野党の理事たち>  

 続いてこの問題をとりあげた社民党の横光克彦議員の質問に、小泉総理は「『鈴木議員の発言を気にしすぎた』というのは私の判断。局長と違っていても何ら矛盾はない」と食い違いを認めたうえで開き直り、川口順子外務大臣も「総理と局長の言い分に矛盾はない」と無責任な答弁をしました。


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