東海での活動
【07.10.21】「10・21刈谷集会」へのメッセージ
10・21刈谷集会にお集まりの皆さまに、心からの連帯と激励のメッセージをお送りいたします。
「平和な日本」、「戦争のない世界」を願う人々の気持ちは、いまも脈々と受け継がれていることと思います。本日、このように「10・21統一行動」の歴史と伝統を受け継ぎ、力強く集会を開催されている皆さま方に、私は、改めて敬意を表するものです。
さて、ご承知のように国会では、新しい「テロ特措法案」が提出されました。衆議院では来週23日の本会議質疑を皮切りに、論戦が始まります。
なぜ、日本の自衛隊がアメリカの艦船などに水や油を提供しなければならないのでしょうか? アメリカが「自衛」のためといって始めたアフガニスタン報復戦争はすでに6年にもなります。この間の数多くの犠牲をみれば、報復戦争で決してテロはなくなりません。明らかであります。
私たちの国には世界に誇るべき「9条」をかかげた平和の憲法があります。政治的な取り組みでこそテロを根絶することができます。そのためにも、日本の自衛隊をインド洋から撤退させ、政治的解決のための外交努力が、いま求められているのです。
平和が脅かされるときは必ず、国民生活も破壊されます。これは歴史の教訓であります。先日開かれた沖縄の「県民大会」には、11万6000人もの人々が参加しました。ここには、歴史の真実を覆い隠し、歪曲しようとする日本政府・文科省や「靖国」派といわれる勢力に対する怒りの声の結集があります。
同時に、戦争によって傷つけられ、庶民の平和な暮らしを破壊された過去の日々を繰り返してはならない、という強い決意も含まれているとお聞きしました。
私たちは、いまこそ力を合わせて、「戦争をしない国・日本」「世界に平和を発信する国・日本」をめざして頑張ろうではありませんか。私も、国会内外で奮闘する決意を表明して、本日の集会に対するメッセージとさせていただきます。
2007年10月19日
日本共産党衆議院議員 佐々木憲昭