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東海での活動

東海での活動 − 政府への要請医療・介護・障害者・年金静岡県

【06.11.24】静岡県の皆さんと一緒に厚生労働省に要請

 2006年11月24日、佐々木憲昭議員は、静岡県の皆さんと一緒に、介護保険制度の改善をもとめ厚生労働省と交渉しました。
 交渉に参加したのは、参議院選挙区予定候補(元衆議院議員)の平賀高成さん、静岡市葵区県政対策委員長のかわせ幸代さん、元衆議院議員の瀬古由起子さん、静岡市議の河本やすほさんです。

 4月から、改定介護保険法が全面的に実施され、多くの高齢者が容赦なく公的な介護サービスを奪われています。
 今回の改悪は、いっそうの負担増に加えて要介護度が低いとされた高齢者を「門前払い」するものです。
 これでは、介護保険料だけとりたて介護は受けさせないというものになります。

 参加された皆さんは、県内の多くの施設事業者や職員との懇談を通じて得た要請をふまえて、能力ある介護職員の確保、介護報酬の是正などについて要請をおこないました。

厚生労働省への要請文

要請
 4月から改定介護保険法が全面施行され、多くの高齢者が容赦なく公的な介護サービスを奪われています。今回の改悪は、いっそうの負担増に加えて「介護の社会化」という最大の看板まで投げ捨て、要介護度が低いとされた高齢者を「門前払い」するもので、「保険料だけとりたてて、介護は受けさせない」制度へと、介護保険が重大な変質を始めています。
 そうしたもとで今回、私どもと県内の多くの施設事業者や職員との懇談を通じ、さまざまな問題点が明らかになりました。介護保険を介護実態に見合った制度にするために以下のことを要請いたします。

  1. 能力のある介護職員の確保と、安定的な定着による経験も蓄積、継承をはかることが非常に厳しい実態があるばかりか、中途採用も思うようにならないのが現状であるので、人件費の引き上げなどを可能にする介護報酬の改善を行うこと。
  2. 今年4月の改定で、介護報酬については日単位で計算されることになったが、職員の欠員による減算が月単位に行われるため、不測の事由による臨時的な欠員によって、経営上に大きな影響が生じる事態が生まれている。こうした矛盾を早急に解消すること。
  3. 全室個室のユニット型施設は、国によって推奨されてきたところであるが、昨今の制度改定で経営に非常な困難を生じているので、介護報酬の面でも是正をはかること。
  4. 静岡市だけでも待機者が3000名余もいるが、施設建設補助金の削減により新たな施設建設が事実上不可能となっているので、施設建設補助金の削減をやめ充実をはかること。

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