東海での活動
【06.11.08】静岡県沼津市の皆さんと国土交通省交渉
2006年11月8日、佐々木憲昭議員は、静岡県沼津市の「鉄道高架を見直す沼津市民の会」の方々とご一緒に、国土交通省交渉をおこないました。
国士交通省への要請文
沼津駅の鉄道高架事業に関する要請
標記事業に関する、私たちの会と貴省の担当の方との話し合いを、過去3回(02年10月、03年1月、03年10月)もっていただきました。事業主体の静岡県が、事業認可申請書を提出した現時点において、もう一度この事業に関する、私たちの要請を受けていただきたく存じます。
要請事項
- 事業認可申請の決定に当たっては、原案に対するその他すべての代替案との比較検討を行い、その結果を広く市民に明らかにし、全市民的合意が得られるまでは拙速な決定を行わないこと。
- 前回お示しした、代替案 (1)橋上駅と南北自由通路、(2)駅のバリヤフリー化、駅東西のガードの歩道の整備、は沼津市民の切実な要望であり、一刻も早い実現を願っています。そのため橋上駅方式による早期実現を顕っていることをご理解いただきたい。
- 貨物駅と車両基地の用地が100%買収できるまでは、絶対に本体工事に着手しないでいただきたい。
- 事業採択以降の現在までの執行状況についてお聞かせ願いたい。
- 平成19年度の概算要求についてご説明願いたい。
- 現時点での事業認可申請に対する見解と、いつごろ結論を出すお考えなのか。
事業認可申請のいくつかの具体的内容について
- 過去の話し合いでも指摘しましたが、県が出した費用対効果2.74の数字が納得できません。チェックされたと思いますが、数値に問題はないのでしょうか、ご説明ください。
- 沼津市民の意向((1)現市長票が二人の反対票を下回った04年10月の市長選挙結果、(2)05年10月の、有権者の1/3以上の署名が集められた「鉄道高架事業の是非を問う住民投票請求署名」の結果、(3)5万人以上の署名が集められた06年5月の市長リコール署名の結果、等)をどのように理解されているのでしょうか。
- 58名もの「貨物駅に土地を売らない地権者の会」の人たちが貨物駅の移転に反対しています。そのことをどのように考えておられるのでしょうか。また、この事業は強制収用が適用できる要件を満たした事業なのでしょうか。