2003年9月24日、佐々木憲昭議員は、経済産業省にたいして、「エクソンモービル名古屋油槽所火災事故および新日本製鉄名古屋製鉄所コークスオーブンガスホルダー爆発事故に関する緊急申し入れ」をおこないました。
　いっしょに参加したのは、瀬古由起子衆議院議員、八田ひろ子参議院議員です。

　8月から9月にかけて、連続して発生したこれらの事故について、日本共産党はただちに現地調査に入り、原因究明と再発防止をもとめてきました。この日の申し入れは、9月10日の厚生労働省への申し入れにつぐものです。
リンク【03.09.05】愛知県東海市の新日鉄タンク爆発事故で申し入れ
リンク【03.09.10】新日鉄事故で申し入れ

申し入れの趣旨

　第１は、施設が老朽化していることも、重要な要因のひとつとなっていると指摘されているので、老朽化が進んでいる名古屋臨海工業地帯の総点検をおこない、その結果を公表するとともに、改修・新築等抜本的な安全対策をとることです。

　第２は、経済産業省が、業界団体・企業に安全対策についての要請書を出しているにもかかわらずこのような事故が起こったことを重く受け止め、要望の趣旨徹底をはかることです。

　第３は、愛知県石油コンビナート等防災本部が設置されていますが、この間、どのような活動をしてきたのか、なぜ事故を防ぐことができなかったのか、問題点を明らかにすべきです。