東海での活動
【01.11.23】岐阜県飛騨地方で市町村合併の「シンポジウム」
2001年11月23日、岐阜県の党飛騨地方議員団が主催する「市町村合併を考えるシンポジウム」が国府町で開かれ、町長や商工会議所会頭、保守系議員も含め130人が参加しました。
知事代理として船坂勝美・県飛騨地域振興局長、中井勉・高根村長がゲストパネリストとして発言。佐々木憲昭議員が主催者パネリストとして問題提起しました。
船坂氏は「合併問題は避けて通れない。国が財政破たんしている。国から自立して地方分権をすすめる。これには飛騨が2つか3つの市になることが必要。国にも財源移譲を求めたい」、中井氏は「地方交付税を半分や3分の1にされれば村はやっていけない。小泉内閣を支持しているが、合併問題は取り返しがつかない改革かもしれない。地方が抜けている」と発言。
佐々木議員は、この日の討論を通じ「国が地方への財政をカットするための合併運動であることが明らかになった。合併問題の基本は、住民合意。自分たちの地域をどうするのかという話し合いが大事で、きょうはその第一歩になった」と話しました。
参加した主婦から「合併するとインフラ整備だといって、また借金が増えそう。村営のバスも学校もなくなってしまうのではと思う」と発言がありました。