東海での活動
東海での活動 − ブロックでの行動、愛知県、地域経済振興・不況打開
【01.10.13】愛知県の中小企業関係者と懇談
2001年10月13日、佐々木憲昭議員は、名古屋市内で愛知県下の中小企業関係者と懇談し、各企業や業界の実情を聞くとともに、中小企業家同友会が実現を求めている「金融アセスメント」法などをめぐって話し合いました。懇談には、コンピュータ部品製造、建設、自動車部品、酒販、旅行などの10余の業者が参加しました。
このなかで佐々木議員は、金融アセスメント法について、銀行・金融機関に公的責任をきちんと果たさせようという点で、日本共産党が2年前に発表した中小企業政策の中で「地域再投資法」として提起した内容と基本的には合致するものだとのべ、署名運動などの取り組みを激励しました。
また佐々木議員は、銀行の貸し渋りについて「中小企業を支援するという銀行本来の公共性がなくなっている」と指摘し、現実に大銀行などが行っている悪質な「貸しはがしや」「貸し渋り」の実態についても、今後きびしく追及していきたいとのべました。
参加者からは、「正月明けに状況が一変し、製品が売れず、部品在庫を抱え、価格破壊がおきている。見積もりの値段では採算が合わない。下請け同士で苦しめている」(コンピュータ部品製造)という実状をはじめ、経費節減を強いられ、価格競争におかれた厳しい実態が語られました。