「しんぶん赤旗」東海･北陸信越のページ　連載コラム
2007年9月8日付

　新しい国会が近づき、多くの期待が続々と寄せられています。
　先日も、障害者・患者団体と日本共産党国会議員団の懇談会が開かれました。
　障害者自立支援法で、昨年4月から「応益負担」が導入されたことにたいする憤りとともに、深刻な実態を切々と訴えられました。
　次の日、さっそくこの要望にもとづいて、桝添要一厚生労働大臣にたいし申し入れを行いました。桝添大臣は、「できるだけ皆さんの声を反映させたい」と答えましたが、問題なのは「応益負担」を撤廃することです。

　税金については、143万人の会員を持っている市民団体「消費税をなくす全国の会」から、政府・与党の消費税増税計画を断念させるまで頑張るよう訴えられました。
　懇談で「参議院選挙で自民党、公明党に厳しい審判を下したのに、依然として“消費税増税を含む抜本的な税制改革”をやると言ってる。いったい国民の声をどう受け止めているのか」と怒っていました。まったくその通りです。
　いよいよ、参議院で与野党が逆転した新しい国会が始まります。この条件を生かし、皆さんの要望を実現するよう、力を尽くします。