憲昭からの発信
憲昭からの発信 − 寄稿文
【07.06.17】疑惑解明に役立たぬ法案民報
「愛知民報」『ともに歩む』
2007年6月17日
先週はメチャクチャ忙しい1週間でした。私が所属している委員会は、予算委員会、財務金融委員会、倫理選挙特別委員会の3つです。
各委員会で、日本共産党の議員は、私だけですから、理事会の対応(野党の会議も含む)、質問の準備、委員会質問と、すべてをこなさなければなりません。先週は6回も質問しました。こんなことはあまり例がありません。
倫選特で奇妙なことがありました。民主党が提出していた政治資金規正法案を、8日になって撤回し、与党案に対して修正を提出するという「分かりにくい」行動をとったのです。何をねらっているのでしょうか。理事会に参加している他党の議員も「どうもよく分からん」と、ぼやいていました。
私は質問で、「事務所費」や「光熱水費」の問題など疑惑を指摘された議員に対して「過去にさかのぼって適用されるのか」と、与党や民主党の提案者に質問しました。
公明党の東順治議員は、「適用が(過去に)遡及することはない」と答弁。民主党の武正公一議員も「不遡及だ」とのべました。自ら疑惑を晴らそうとしない議員がいるから法改正をすることになったのに、「与党案も民主党案も疑惑の解明に役立たないではないか」と批判しました。
きちんとスジを通すことができるのは、企業団体献金も政党助成金も受け取っていない日本共産党だからです。この立場で、これからも頑張ります。