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憲昭からの発信

憲昭からの発信 − 寄稿文

【07.03.18】改憲手続き法案の阻止を民報

「愛知民報」『ともに歩む』
2007年3月18日


 国会は緊迫しています。衆院憲法調査特別委員会(憲法特)で、与党側が「改憲手続き法案」の審議と公聴会を強行しようとしたからです。
 憲法特の中山太郎委員長は、7日の理事会で、与野党の合意がないまま一方的に8日に委員会を開き15日の公聴会を議決すると宣言しました。そのため、一気に国会のなかに緊張感が走りました。
 私は8日、日本共産党としてそれに抗議するため、他の議員とともに委員室に行きました。民主党は理事会に出席せず、委員会の冒頭抗議しると言ってました。
 結局、中山委員長は裁決を強行することが出来ず、理事会を休憩し、記者に「与党単独(で協議を進めるの)は無理だ。国民が不安に思う」と述べたそうです。
 自民・公明だけで採決すれば、国民の猛烈な批判をあびることを恐れたからでしょう。
 いずれにしても、改憲手続き法案の審議日程を強行しようとした自民党の思惑通りにすすまなかったのです。
 これは国会内外のたたかいの一定の「成果」ですが、決して油断はできません。
 自民と民主の改憲手続き法案の修正協議は、ほとんど一致するところまで、来ていたからです。
 これを阻止するために、いっそう大きなたたかいを広げていこうではありませんか。

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