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憲昭からの発信

憲昭からの発信 − 寄稿文

【06.03.12】少子化加速、夢つぶし予算民報

「愛知民報」『ともに歩む』
2006年3月12日


 衆議院で予算委員会の公聴会が開かれると採決の前提がつくられます。ですから、野党は反対の立場をとります。
 しかし、与党によって多数で押し切られ実施されますと、今度は、私たちができるだけ政府予算案にきびしい立場を取る公述人を推薦することになります。
 今年、日本共産党は、日大経済学部教授の牧野富夫氏を推薦しました。牧野氏は、格差社会の現状について「『勝ち組』と『負け組』というが、ほんのひと握りの勝ち組と圧倒的多数の負け組というのが実態だ」とズバリ指摘しました。
 そのうえで、来年度予算案については、「少子化加速予算!夢つぶし予算」だと述べ、「格差は悪くない」という小泉首相の発言を「『構造改革』の当然の帰結であり、正直な発言だ」と皮肉たっぷりにのべました。
 この発言には、与野党の議員が思わず身を乗り出して聞き入る状況があり、多くの議員が牧野氏に質問しました。それを見て私は、今年の日本共産党の選択は“当たった”と思いました。

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