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憲昭からの発信

憲昭からの発信 − 寄稿文

【04.08.29】数は少なくともキラリと輝く民報

「愛知民報」『ともに歩む』
2004年8月29日


 「ひとり当たり何百万円もかける物見遊山の海外旅行にたいして、市民の評判がたいへん悪いんです」――豊田市で、日本共産党創立八十二周年の記念集会がひらかれたとき、私にこう話してくれたのは、市議会議員の大村義則さんです。
 豊田市には四十人の市議会議員がいますが、日本共産党を除いてオール与党。というより、ほとんどが「トヨタ与党」と言っていいかもしれません。
 予算無駄づかいの海外視察になっているとして毅然と反対し、これに参加しなかったのは日本共産党の大村議員だけだったのです。日本共産党の一議席が市民にとってどんなに貴重なものか、明らかです。
 いま、国会のなかでは、日本共産党の議席が減ったため、とくに参議院で日本共産党排除の動きがいっそう強まっています。しかし、少なくなったとはいえ、国民の付託を受けた議員がいる以上、その意向を反映した国会運営をおこなうのは当然のことです。
 私は、議席が少なくなっても、いやそうだからこそ、いっそう毅然とした姿勢が、日本共産党にもとめられていると思います。数は少なくともキラリと輝く、そんな存在でありたいですね。
 でも、最終的に政治を左右するのは議席数。次の総選挙で大きく飛躍できるよう、いまからしっかりと足腰を鍛えていこうではありませんか。

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