憲昭からの発信
憲昭からの発信 − 寄稿文
【04.07.18】総選挙に向け決意民報
「愛知民報」『ともに歩む』
2004年7月18日
今度の参議院選挙では、八田ひろ子さんと笠井あきらさんの当選を勝ち取ることができず残念です。まことに申し訳ない思いでいっぱいです。
例年にない猛暑のなか、汗だくでご奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさん、そしてご支持をいただいたみなさんに、心からの感謝を申しあげます。
私は、皆さんとともに、この選挙戦をつうじ、自民・公明両党も民主党も、年金改悪や消費税の値上げ、憲法九条改悪などで、同じ方向にあることを正面から批判しました。そして、清潔・平和一筋の日本共産党をのばしてこそ、それに対抗する新しい流れをつくることができる、政治をよくすることができると訴えました。この訴えは、いまでも、まったく正しいものだったと思っています。
しかし、昨年来つづいてきた「自民か、民主か」という巨大な流れを、全体として打破するまでには至りませんでした。これが実感です。
これまでの国会でも、民主党の政策の中身が与党とまったく変わらないことを、いつも実感しています。その事実を、できるだけ多くの県民に知ってもらわなければなりません。
これからすぐに出てくるのは、消費税の大増税、憲法改悪です。日本の進路を決める大きな問題が、ただちに浮かび上がってきます。「二大政党」に対抗して、新しい流れをつくる努力が、いよいよ緊急の課題です。
私は、瀬古由起子さんとともに、つぎの総選挙に向け、新しい政治をおこす取り組みをいっそう強めていく決意です。