憲昭からの発信
憲昭からの発信 − 寄稿文
【04.07.04】怒りを本物の政治に民報
「愛知民報」『ともに歩む』
2004年7月4日
参議院選挙の応援で、愛知県をはじめ東海ブロック圏内を駆け回っています。
このところ、尻上がりに有権者の関心が高まっているのがわかります。
年金のお話をするときは、お年寄りが家の窓を開けて聞いてくれたり、わざわざ蒸し暑いなか外に出てきてじっと聞いてくれたり、座り込んで聞いている老人がいたり。徐々に人が増えていきました。……ほんとうにありがたいことです。
それだけでなく、青年の反応がこれまでと違います。
あるスーパーの前で演説していたとき、買い物客をはじめ40人くらいの人が立ち止まって、聞いていました。そのなかに、黒づくめの服にスキンヘッド、それにサングラスをかけた、いかにも見た目が……と思われるような青年が、最初から最後までずっと聞いていて、しかも、渡されたビラを真剣に読んでいるのです。
演説が終わって握手しにいくと、大きな声で「頑張ってください」と言われました。その握手から力強さがつたわってきました。
小泉内閣の支持率が急降下しているとか、年金の改悪、イラクでの多国籍軍への自衛隊の参加などにたいして極めて高い関心があるとか、――「こんなことでいいのか」という怒りが、国民のなかにふつふつと広がっていることは明らかです。
愛知・東海を回って、訴え続けているなかで、「何かが、変わりつつある」という感じを受けています。
この流れを、日本共産党支持へ!――ほんものの政治の流れにしていくため、死力をつくそうではありませんか。