憲昭からの発信
憲昭からの発信 − 寄稿文
【04.05.23】年金改悪許せない民報
「愛知民報」『ともに歩む』
2004年5月23日
「小泉総理も国民年金未納期間あり」というニュースには、びっくりしました。
これまで小泉首相は、記者の質問に対して「衆議院議員当選前も含めて完納している」と説明していたではありませんか。国民にウソをついていたことになります。
それだけではありません。
衆院の厚生労働委員会で、あの強行採決をおこなった衛藤晟一厚労委員長も、90年2月の衆院議員初当選から02年1月までの11年11カ月間、国民年金保険料未納だったというのです。
こんな重大なことをひた隠しにして、年金改悪を衆議院で強行したのです。
あまりにも国民をナメ切った態度ではありませんか。
いま、国民の怒りは頂点に達しています。
「共同通信社」の全国電話世論調査によると、年金改悪法案のこの国会での成立を「見送るべきだ」と答えた人が67.7%、「毎日新聞」の世論調査でも「見送るべきだ」という回答が62%にも達しているのです。
国民の声に応えるというなら、廃案にするのがスジというものでしょう。近づく参院選は、審判を下す絶好のチャンスです。八田さん、笠井さんの当選で、ハッキリと怒りを示そうではありませんか。