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第487号☆10月1日 野田内閣の改造も行われたが…
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2012/10/1 第487号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇
皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
猛烈な台風17号が、日本列島を縦断しました。皆さんのところは被害はありませんでしたか? 今日午前、台風は三陸沖を通り北海道の南東沖を北東に抜けました。
今日は、“台風一過”のスカッとした真っ青な空が広がりましたが、気温が上がりました。東京・大手町では、最高気温が午後1時になんと31.0度を観測したというのです。10月に東京が真夏日となるのは7年ぶりで、台風17号が温かい空気を持ち込んだうえ、晴れ間が広がったため気温が上昇したと報道されています。ちなみに、明日の予想最高気温は24度。少し涼しくなりそうですね。
民主、自民の党首選挙が終わり、野田内閣の改造も行われました。――10月に入りましたので、通常なら秋の臨時国会がいつ開かれるのか、話題になりそうな時期です。しかしまだ、何の話もありません。民主党や自民党が党内の陣容を固めたり、内閣改造に伴うさまざまな人事が一段落していないこともあるのでしょう。
先日、民主党のある国対関係の議員から電話がありました。「助けてください」と冗談めかしていいました。「このままだと臨時国会が開けない」と。私は、「公債特例法案が通る見込みがないからか?」と聞きました。その議員は「そうなんだ」と答えました。
公債特例法案というのは「赤字国債発行法案」とも言われ、国の借金を認める法案です。実は、今年度予算は国会を通ってすでに執行されつつあるのですが、その半分近い財源は借金によって賄われることになっているのです。しかし公債特例法案は、先の国会で、与党が衆議院で強行可決しましたが、参議院では審議未了で廃案になりました。
この法案は、予算案と一体のものですから、予算案に反対の野党は当然反対の態度をとります。予算案は、参議院で通らなくても衆議院の議決が優先されますが、法案は参議院で否決されたり(衆議院で3分の2の賛成があれば可決できますが)審議未了となったら廃案になります。
このままでは12月頃までに財源不足となり、予算の半分が執行できなくなります。そうなると、内閣不信任案が可決されたと同じような状況になってしまいます。野田さんは、補正予算案の話をしていますが、本予算さえまともに執行できないのに、どうして補正を話題にできるのでしょう。
自民党の安倍総裁は、特例公債法案に「協力する条件」に、今年度予算の減額補正を挙げているようです。自民党は、いっそうの大企業奉仕と国民生活破壊を内容とする「減額」を求めるのでしょうか。民主党の幹部は「具体的な額と項目を提示してもらいたい」と述べました。このなかで、国民生活に関連する予算が、またまた減額されるようなことは、決してあってはなりません。
消費税増税を柱とする「一体改革」をごり押しした「3党合意」の害悪は、先の国会で明らかになりました。――もうこれ以上、国民に損害を与えないため、解散・総選挙で国民に信を問うべきではないでしょうか。
◇◆今週の「奮戦記」より◆◇
全国商工団体連合会の財務省交渉に同席
(「奮戦記」12.09.24より)
全国商工団体連合会(全商連)の財務省交渉に同席しました。今日の交渉テーマは「国税通則法の改定にともなう税務行政の改善」です。
先の国会で改定された国税通則法が2013年1月から適用が開始されるにあたり、納税者の権利を尊重する税務行政が求められています。法律の具体的な適用にあたって、納税者の権利が侵害されないよう具体的な要請を行いました。
≪日々の奮戦記はこちらから≫
【12.09.30】静岡県党会議で総選挙をたたかう決意を表明
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120930-111600.html
【12.09.29】消費税廃止三重県各界連絡会で講演
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120929-090812.html
【12.09.28】愛知県医師会長と懇談、名古屋市栄で街頭宣伝
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120928-155507.html
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