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メールマガジンバックナンバー

第471号☆6月3日 6月1日に社会保障・税特別委で75分間の質問

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2012/6/3 第471号
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 ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 このところ、気温の高い日が多くなってきましたが、湿度も上昇中です。ジメジメとした梅雨のような空気も漂ってきました。体調を崩さぬよう十分に注意しましょう。

 国会議事堂のなかでは、消費税を巡るたたかいと駆け引きが活発化し、野田内閣が局面を打開しようと小沢一郎氏や輿石幹事長と会談したり内閣改造に着手するなど、新たな動き強めており、政局は次第に緊迫の度を高めつつあります。
 私は、6月1日(金)に、社会保障・税一体改革特別委員会で、75分間の質問を行いました。5月22日にも60分の質問をしましたが、75分間というのは、このところほとんどない長時間の質問でした。終わると、さすがに疲れました。
 これだけ長い質問になると、ひとつひとつ資料を紹介しながらじっくりと議論できる利点があります。日本共産党の衆議院議員が何十人もいた昔は、2時間程度の質問はザラにあったそうですから、知力とともにかなりの体力があったのでしょう。

 社会保障・税特別委員会における質疑は、「年金と税」「子育て問題と税」「消費税問題」などのテーマごとに2日で各党一巡するというやり方が採用されています。そのため、1回あたりの日本共産党の質問が、長くなっているのです。
 私が、6月1日(金)に質問したのは、子ども手当と消費税についてです。子育て世帯への経済的な支援というのが「子ども手当」を創設するときの基本的な理念でした。ところが、民自公の3党「合意」によって、手当の額が減らされ「児童手当」に戻されてしまったため、結局は増税だけが残ったのです。いったい何のための「改革」だったのでしょうか。……質問内容については、「奮戦記」をご覧ください。

 この間の質問を通じて、民主党政権が国民向けに説明してきたことが、ウソだったことがいくつか明らかとなりました。
 ひとつは、「消費税を全額社会保障に使う」というウソです。いったんは、社会保障に使うように見えても、これまで社会保障に使われていた財源が消費税に置き換わって、浮いたお金が他の目的のために使われるというカラクリです。私が、5月22日の質問で明らかにしました。
 ふたつは、高齢者を支える若者が減るため「胴上げ」から「騎馬戦」になり「肩車」になるという宣伝のウソです。この点は、塩川議員が質疑で明らかにしました。政府の説明には、奇妙なことに「子ども」がいないのです。働く人々は、高齢者だけではなく子どもも支えているのです。子どもを入れると、以前も現在も将来も、支える人口と支えられる人口の比率は、まったく変化がありません。
 消費税増税の最大の理屈立てが、日本共産党の質問で次々と崩れていく。……これは、消費税増税の口実がまったく成り立たないことを証明しています。

 いよいよ、会期末にむかって何が起きるか分からない状況となってきました。――これからも、知恵と力を振り絞って頑張る決意です。

 ◇◆今週の「奮戦記」より◆◇

 原子力規制庁設置法案の審議権を保障せよと主張
                   (「奮戦記」12.05.28より)

 議院運営委員会理事会で、29日の本会議で政府提出の原子力規制庁設置法案の趣旨説明と質疑をおこなうことを決めました。自公提出の法案もあわせて審議することになりました。理事会では、民主党が審議入りを強く主張したのにたいし、自民党などは、田中防衛大臣と前田国交大臣の2人の「問責閣僚の処理が先だ」として、審議に応じられないと述べました。
 私は、「原子力規制庁設置法案は、原子力行政全体にかかわる重要法案であり、本会議審議入りは各党合意で進めるべきだ」と強調しました。
 民主党は、本会議質疑は要求する全会派に平等に15分の質疑時間を保障すると述べ、委員長が職権で本会議を開くことを決めました。
 また、民主党などが法案の付託先を環境委員会としていることについて、私は「全会派が出席して審議できる震災復興特別委員会に付託すべきだ」と主張しました。
 これにたいして、民主党は「少数会派の発言は保障する」と述べ、環境委員会に委員の割り当てのない会派に対しては、民主党の委員を配分する考えを表明し、29日の理事会で具体的な提案をすることを約束しました。

≪日々の奮戦記はこちらから≫
【12.06.03】高知県安芸市の演説会で国政報告
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120603-215339.html
【12.06.01】「子ども手当」減額と消費税増税が子育て世代を直撃
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120601-191157.html
【12.05.31】衆院中庭の池にニシキゴイ30匹を放流
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120531-070926.html
【12.05.29】原子力規制庁法案衆院本会議で審議 吉井議員が質問
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120529-123650.html
【12.05.28】原子力規制庁設置法案の審議権を保障せよと主張
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120528-172251.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

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